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勉強お役立ちコラム
- 2019.10.01
- 教室長コラム
「なぜ勉強するの?」~世界の偉人たちの言葉5選~
今日から10月ですね!
中学校では次回の定期テストが11月というところが多いと思いますが、こちらの記事でも触れたように、テスト勉強は「範囲が出ていない今」こそ始め時です。早く始めた分、楽ができます。まずはワークの続きを少しずつ進めておきましょう♪
中学校のテスト勉強のやり方は? 絶対頭に入れておきたいポイント5つ!
ところで、テストが近づくとよく耳にするフレーズがあります。
「テストなんて、誰が作ったんだ…」
「勉強なんかしなくても、生きていけるじゃん…」
…はい。やりたくないですよね、勉強。
テストの点数を上げるため、入試で受かるため、とりあえず将来のため…。
多くの生徒さんは、勉強する理由を尋ねるとこのように答えます。でも、本当に納得して、前向きに取り組めているのでしょうか?
今回は、多くの学生が一度は愚痴りたくなるこの疑問「なぜ勉強するのか」について、過去の名言をヒントに考えてみましょう!
【勉強に関する名言集】
●人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に「魚の獲り方」を教えれば生涯食べていく事が出来る(中国のことわざ)
空腹の人に対して食べ物を与えることで、その場をしのぐことはできます。でもその人は、誰かから食べ物をもらえなければ、自分で生きていくことはできません。学びによって「自立する力」「自分で生きていく力」を身に着けることができるということですね。
●他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。(ジョン・ラボック)
自分と他人は、それまでの環境や状況、目指す目標が違います。例えば毎日コツコツ勉強してきた人と、今日までさぼり続けてきた自分のテストの成績が違うからといって、落ち込む必要はありません。今の自分ができることを日々やりきり、一歩ずつ「なりたい自分」に近づいていけばいいんです。
●過ちを改めざるこれを過ちという。(孔子)
宿題をためてしまって、提出日に間に合わなかった…なんて経験はありませんか。一回怒られたけどそれでおしまい、と、毎回同じことを繰り返してはいませんか。私は中学生の頃、長期休みの宿題を毎回ためてしまい、本当に成長がありませんでした…。でも、自分の行動を変えるのはいつでも、今からでもできます!「できること」が増える楽しさって、結構クセになりますよ♪
●二十歳であろうが八十歳であろうが、学ぶことをやめた者は老人である。学び続ける者はいつまでも若い。人生で一番大切なことは、若い精神を持ち続けることだ(ヘンリー・フォード)
学ぶことは、自分の世界を広げることです。色々なことを知る中で、「やりたいこと」が見つかるかもしれません。「この世界は自分には合わない」と知ることができるかもしれません。「これとこれを組み合わせたら、面白いものが創れるかもしれない」そんな発想だって、生まれるかもしれません。
●君がどんなに遠い夢を見ても、君自身が可能性を信じる限り、それは手の届くところにある。(ヘルマン・ヘッセ)
「なりたい自分」「やりたいこと」そこに向かう計画性や、実現する力を手に入れられるのが勉強です。何歳になっても、夢は自分の力で叶えるものなんですね…!
【自分なりの「勉強する理由」を見つけよう】
受験生を筆頭に、入試(テスト)のために勉強しなければ! と追い詰められている学生は多いと思います。もちろん、それはそれで立派な理由です。では、入試やテストは、いったい何のためにあるのでしょうか。
勉強って実は、一生続いていくものです。高校入試、大学入試、就職試験、職場での資格取得、昇級試験。一人暮らしを始めれば、家計の管理、料理、掃除、洗濯、買い物など、あらゆることが勉強です。時には答えの無い問題だって、解かなければならない時が来ます。
勉強は、入試のためにするものではなく、更にその先へとつながっているものなんです。
入試が終わって燃え尽きてしまうことのないように、いつまでも成長し続けられるように、自分の力で歩いて行ける自分・なりたい自分になっていくために。
今回ご紹介した言葉もぜひ参考にしながら、自分なりの「勉強する理由」を見つけていってくださいね!