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勉強お役立ちコラム

2019.12.24

英単語にも部首がある?!「14マスターワード」で単語力アップしよう!

いよいよ年の瀬、冬休みも始まりますね。2019年は、皆さんにとってどんな1年だったでしょうか。

 

さて、学生にとって英語学習の要は、なんといっても単語力。しかし、膨大な数の単語をただ丸暗記していくのは大変ですね。

そこで今回は、英単語をパーツに分けて簡単に覚える方法を見ていきましょう!

 

【漢字には部首がある】

 

日本語や中国語は、読めなくてもその言葉の意味を推測できることがあります。なぜなら、漢字には部首があるから。

さんずいなら「水」に関わる意味(波、海、浅など)りっしんべんなら「心」に関わる意味(快、悩、情など)…といった具合ですね。

 

【英単語にも「部首」がある】

 

実は、英語にも漢字でいう部首のようなものがあります。「接頭語」(単語の最初に付くもの)・「語根」(真ん中のもの)・「接尾辞」(単語の最後に付くもの)の3つです。

例えば、“recycle”という単語は、re”+“cycleと分解できます。

“re”は「再び」、“cycle”は「くるくる回る、循環する」。

この二つを合わせて、“recycle”「再生利用する、リサイクルする」となるわけです。

 

そして、代表的な英単語の「部首」…20個の接頭語と14の語根…を覚えれば、なんと14000語もの英単語の意味が推測できるようになるのだとか!

更に驚くことに、この「部首」を覚えるために必要な単語は、まさかのたった14個。これらの単語は、14の単語から1000倍の単語力を生み出す「14マスターワード」として、ミネソタ大学(アメリカ)のブラウン教授が提唱しています。

以下にまとめておきますので、英単語の暗記で伸び悩む生徒さんはぜひ目を通してみてください♪

 

【14マスターワードをチェック!】

 

① precept

pre- 「前に」

cept 「取る」

(前もって取る、警告する)⇒処世訓、教え

 

② detain

de- 「離れて、下に」

tain 「持つ、保つ」

(離れて押さえつけておく)⇒拘留する、留置する、拘束する

 

③ intermittent

inter- 「間に」

mit 「送る、投げる」

(間に投げ入れられたもの)⇒断続的な、時々途切れる

 

④ offer

ob- 「~に対して」

fer 「運ぶ」

(~の方へ運ぶ)⇒提供する、申し出

 

⑤ insist

in- 「~の中に、上に」

sist 「立つ」

(~の上に立って譲らない)⇒主張する

 

⑥ monograph

mono- 「1つの」

graph 「書く」

(一つのことについて書かれたもの)⇒(単一分野をテーマとする)研究論文、単行書

 

⑦ epilogue

epi- 「~の上に」

log(y) 「言葉、学問」

(上につけ加えられた言葉)⇒結末、結びの言葉

 

⑧ aspect

ad- 「~に向かって」

spect 「見る」

側面

 

⑨ uncomplicated

un- 「~でない」

com- 「共に」

ply 「折る」

(一緒に折り重ねなれていない)⇒複雑でない、単純な

 

⑩ nonextended

non- 「~でない」

ex- 「外に」

tend 「伸ばす、引く」

「外に広がっていない」⇒延長されていない

 

⑪ reproduction

re- 「再び」

pro- 「前に」

ductduce 「導く」

(再び前に導かれたもの)⇒複製品、再生産

 

⑫ indisposed

in- 「~でない」

dis- 「離れて」

pose 「置く」

(離れて置かれてみえない)⇒気が向かない

 

⑬ oversufficient

over- 「越えて」

sub- 「下に」

fic(t) 「作る、なす」

(十分になされた状態を越えている)⇒過剰の

 

⑭ mistranscribe

mis- 「誤った」

trans- 「越えて」

scribe 「書く」

(誤って向こうに移して書く)⇒誤って書き写す

 

この冬、単語力を強化して、周りに差をつけてしまいましょう!

他にも勉強のやり方でお困りの方は、ぜひお気軽にベスト個別学院へお問い合わせください。

一緒に、熱い冬にしていきましょう!