メニュー
個別指導なら、ベスト個別。宮城県、山形県、福島県、栃木県、香川県の各教室で無料授業体験実施中!
勉強お役立ちコラム
- 2023.01.11
- 教室長コラム
「新教研もぎテスト」と「実力テスト」の違いってなんだろう?テストを活かして受験や成績アップにつなげていこう!
中学3年生のお子様を持つ皆様は、
「新教研もぎテスト」や学校の「実力テスト」という言葉を聞くことも多いのではないでしょうか?
どちらも、受験生にとっては「志望校合格」のために重要な指標として用いられます。
例えば・・・
・学校やご家庭、学習塾での進路指導
・受験生の「合格への目安」を可視化できる など
もう一つ重要なのが、
どちらのテストも福島県の高校入試と似通った形式のテストであるということです!
しかし、 学校で行われる実力テストしか受験したことがないお子様や、新教研もぎテストと実力テストのどちらも受験したことのあるお子様の多くが直面する疑問があります。
「この2つのテストって、違いはあるの?」
「この2つのテストの結果に開きがあるけど…なんで?」
今回は、そんな2つのテストの違いを解説していきます!
「新教研もぎテスト」と「実力テスト」では偏差値に違いがある!
どちらのテストも、夏休み前から、だいたい月1回の頻度で行われています。
月1回の結果から、自分がどれだけ頑張ったか、また、どこに頑張りが足りなかったかを
明らかにしてくれます!
その「結果」について大きな違いが1つあります。
それは「偏差値」です。(偏差値の説明はこちら)
「新教研もぎテスト」は偏差値が出るのに対し、 「実力テスト」では偏差値が出ません。
偏差値を教えてくれる学校もあると聞きますが、その場合でも「新教研もぎテスト」と
「実力テスト」では偏差値の出し方が違います。
偏差値とは、「そのテストを受験した人の中でどれくらいの位置にいるか」の指標です。
学校の実力テストの偏差値はその学校の生徒の中での位置がわかりますが、新教研もぎテストの偏差値は、福島県内の中学3年生で新教研を受験した人の中での位置がわかります。
つまり、新教研もぎテストでの偏差値50は福島県の中学生の平均であるとも考えることができます!
さらに新教研もぎテストでは県内全ての高校・学科別に合格基準となる偏差値を算出しています。
県内で最も多くの中3生が受験するもぎテストですので、信頼性も高いといえるでしょう。
ただし、参考にする場合は実力テストなどではなく、新教研もぎテストの結果と比較する必要があります。
「新教研もぎテスト」と「実力テスト」のテスト内容には違いがある!?
学校の実力テストでは好成績なのに、新教研もぎテストでは振るわないといったギャップに苦しめられた、という話を聞くことがあります。
保護者様の中にも実力テストは得意だけど模試は苦手だった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
テスト自体は、見た目に明確な差はなく、類似した形式であることに変わりはありません。
しかし、こんな話を聞いたことがあります。
生徒:「先生、学校の先生に復習は習ったばかりの単元からやりなさいと言われたんですが、合ってますか?」
先生:「ほお、理由って言ってた?」
生徒:「実力テストは、習ったばかりの単元から多めに出題されているから、だそうです。」
一概にこれが内容の違いの全てとは言えませんが、次のようなことが考えられます。
「新教研もぎテスト」⇒ 既習内容からバランスよく出題
「実力テスト」⇒ 学習したばかりの内容を少し多めに出題
つまり、学習したばかりで記憶に新しい内容が出題される実力テストの方が点数が良く、遠い過去に学習した内容で、記憶があいまいな単元も出題される新教研もぎテストの方が点を取りにくいということが言えそうです。
ただ、 これは2つのテストを比較した正確なデータがあるわけではありませんので、所説あるうちの1つ、という形で読んでいただけましたら幸いです!
「新教研もぎテスト」を活用しよう!
受験料を払って受ける「新教研もぎテスト」。せっかくなら活用していきたいですよね。
新教研もぎテストの結果で出る偏差値と合格基準から得意な教科、苦手な教科や部分など受験勉強や学力アップに必要なものがわかります!
さらに、前回のもぎテストの結果と比較することで、克服状況や勉強の努力の成果を知ることができます。結果から計画を立て勉強し、定期的にもぎテストで振り返りを行い、合格基準の偏差値を目指して勉強できるかどうかが勝負どころです!
詳しいテストの活用方法はこちらからご覧ください。
最後に
今回は主に2つのテストの違いを解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?
福島県のほとんどの地域で行われている中3生向けの2つのテストの違いを解説していきました。
2つのテストで合格基準の偏差値を見られたり、内容に違いはあったりするものの、
どちらのテストも、勉強したことを試す上で大事なものですよね!
学習したばかりの内容であっても、遠い過去に学習した内容であっても、入試本番では、3年間で習ったところからバランスよく出題されます。
こっちは簡単だから、こっちは難しいからと、せっかくのテストを軽んじるのはもったいないです!
そして、受けた後は、苦手な単元にも向き合うことも重要です。自分の弱点を知るきっかけにもなります。
これは、 わからないところをどれだけ少なくできるか、 であり、それが確実な成績アップや受験合格に繋がっていきます。
点数や偏差値だけでなく、どこの単元ができていないのか? というところをよく見るようにしましょう!
そして、その結果をもとに本番まで一緒に頑張っていきましょう!