お問い合わせ専用ダイヤル

0120-690-016

[受付時間]AM10:00~PM8:00(土日祝対応可能)

勉強お役立ちコラム

2024.11.14

模試から始める正しい受験勉強!ココからの偏差値を上げていくためには?(後編:実行と評価編)

さぁ、ここからは後編です。

(前編を読んでいない方は、まずは前編をご覧ください→リンク)

前編では、模試の振り返りから計画までをお伝えしました。

後編では、その振り返りと計画を実行(実際の勉強)に移す方法と注意点をお伝えしていきます!

 

PDCAのD…実行!

さて、ここまで来たら計画を実行(実際の勉強)に移していきます!

勉強が成果につながる方程式は、

です。

この方程式に則り、正しい勉強を続けていくことが大切です。

 

まずは、質のポイント3つをお伝えします。

①5教科総合学習

②基礎・基本の完全理解

③反復学習

 

①5教科総合学習

先ほどの計画の部分でもお伝えした通り、県立入試は5教科の総合点での勝負です。

5教科まんべんなく勉強して、総合点の底上げをしていきましょう!

 

②基礎・基本の完全理解

入試問題の大部分は教科書レベルの標準的な問題だと知っていましたか?

ということは、その標準的な問題をどれだけケアレスミスなく解くことができるかが合格の鍵だということです!

基礎・基本を漏れなく完全に理解しましょう!

 

この基礎・基本とは、スポーツでいう 素振り と同じですので、強い選手ほどこの基本動作をおろそかにしません。

勉強でいうところの基本動作は、漢字、英単語、理科社会の用語などの暗記領域の学習です。

寝る前などに時間を決めて毎日取り組むようにしましょう!

 

例えば、

・関数や図形の公式は間違いなく覚えられていますか?

・曜日や年月は英語で書けますか?

・道のり、速さ、時間の関係式は?

・工業地帯の名前は全部書けますか?

・歴史的仮名遣いを覚えていますか?

などなど・・・

 

「塵も積もれば山となる」です!

 

③反復学習

当たり前ですが、人間の脳は繰り返さなければ忘れてしまいます。

同じ問題集を少なくとも三回は繰り返しましょう!

 

このとき、間違えた問題の番号に×をつけるようにしましょう。1週目、2週目、3週目で色を変えると分かりやすいですよ。1つも×がつかなくなったら次の問題集にチャレンジです!

 

量(勉強時間)

質がいくら良くても、量(勉強時間)が足りなければ偏差値は上がりません。

というのは、偏差値は相対評価だからです。

 

勉強の質を上げて解ける問題が増えていても、ほかの受験生が同じだけ勉強して力をつけていれば、「その試験を受けた人のなかでどのくらいの位置か(相対評価)」は残念ながら変わりません。

今自分の偏差値より高い偏差値の高校を目指している場合は、ほかの人よりも多くの勉強量が必要です。

みんなが3時間勉強しているなら自分は4時間勉強し、その勉強内容も作業にならないように日々見直していきましょう。

 

とはいっても、周りの受験生がどれだけ勉強しているのかはあまり分からないですよね。

一例として私たちのおすすめする勉強時間をお伝えしておきます。

 

おすすめは、学校の授業以外に4.5時間の受験勉強です。

しっかり計画をたて、勉強時間を確保しましょう。

 

PDCAのC…模試で自分の頑張りを評価!

前回のミスを改善し(PDCAのA)、

計画通りに(PDCAのP)

実行できたか?(PDCAのD)

 

模試でしっかり確認しましょう!

 

模試では、受験本番だと思って全力で臨むことが大切です。

試験時間の使い方、ミスの減らし方、緊張のほぐし方など受験本番で100%の力が出せるように本気で取り組みましょう!

 

特にみなさんが困るのは、試験時間の使い方だと思います。

ポイントが3つあるので、お伝えします。

①分からない問題はとばす

②見直しよりも解きなおし

③回答や途中式を問題用紙にメモする

 

①分からない問題はとばす

入試や模擬テストは難しい問題と易しい問題が混ざって出題されます。

 ほとんどの受験生が解ける問題もあれば、100人に1人くらいしか解けない問題も…

自分が解けない問題は とばして、見たことのある解ける問題で確実に得点するようにしましょう!

 

②見直しよりも解きなおし

間違いを見つけるためには「見る」よりも「解く」ことが効果的です。 

時間内に問題を解き終わったら、見直しではなく解き直しをしましょう!

また、「答え方があっているか」や「ピリオドを忘れていないか」など、チェッ クするところを絞った見直しも有効です! 

 

③回答や途中式を問題用紙にメモする

暗算で解くことがケアレスミスのもとです。

 必ず途中式や解答を問題用紙に残すようにしましょう!

 試験時間内の解き直しの効率があがるほか、試験後の自己採点、復習のときにも役に立ちます。

 

これらを意識して、自分の頑張りが成果に現れているかしっかり評価しましょう!

 

 

そして忘れてはいけないのは、またPDCAのA!模試の復習に戻ることです。

こうしてPDCAサイクルを回していくことで、残り数ヶ月で偏差値を少しでも上げていきましょう!

 

 

 

これで後編も終わりです。

読んでみて「ちょっと難しいな」って思うところがあったら、学校の先生や塾の先生に聞いてみてください!

必ずみなさんの力になってくれます。

 

それでは、合格まで頑張りましょう!!