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勉強お役立ちコラム

2020.05.14

【山形】受験はもう始まっている!? 評定の重要性!

5月に入り、外に目を向けると新緑がまぶしい季節になってきていると感じます。
山形ではさくらんぼの収穫時期がもう目の前です。
今年は相次ぐ自粛で少し気持ちも落ち込み気味ですが、さくらんぼは自粛対象ではないです!
美味しいフルーツを食べて元気を出していきましょう!

 

山形の今!さくらんぼ情報 

↑ちなみに県内のさくらんぼの開花情報になります

(最終閲覧日:2021年2月4日)

 

さて、今回は生徒さんには少し耳が痛い話題かと思いますが、「成績」についてお話しできたらと思います!

 

みなさんはどうして定期テストの点数を“頑張って”上げなければならないのかご存知ですか?

 

「最終的に受験本番の点数が良ければいいじゃん!」

そんな声も聞こえてきそうですね。
その通り! 最終的に受験に受かる条件さえ押さえてあれば、あとは当日、受験本番の点数が良いだけでOKです。
でも、受験に“受かる”にはもちろん事前条件があります!

 

ここで、
山形工業高校・情報技術科 
令和2年度(昨年度)の結果を見てみましょう!

 

定員40名
受験者75名
合格者 40名
倍率1.88倍
でした。

 

合格するには、当日の点数をしっかり取ることはもちろん大事なのですが、それだけでは合格できないのが高校入試なんです!

 

当日の点数と同じくらい大事なのが

 

評定です!

 

みなさんは気にしたことがありますか?
ちなみに山形工業高校は学力5:評定5の割合で評価される学校です。令和3年度受験もその評価基準は変わりません。
山形県で5:5の比率は、評定の重みが一番高い学校になります。

 

令和3年度(令和3年3月)公立高等学校一般入学者選抜で実施する調査書の評定と学力検査の成績の比率について
(最終閲覧日:2020年5月14日)
※入試で使用する評定は中3のみになります。

 

つまり、当日の試験だけ頑張っても、評定が足りないと基準点に到達できない場合があるということ。
「試験はうまくいったのに…」
こんなに悲しいことはないですよね。
悲しい思いをしないためにも、普段の定期テストの成績が重要になってきます!!

 

「評定」=通信簿の評価
「通信簿の評価」=テストの成績+授業態度+提出物

 

簡単に言ってしまえば、「通信簿が良ければ入試の持ち点が多い」ことになります。
テストの成績をよくするのはもちろんのこと、提出物や授業態度も評価の対象なのです。
難しいことはひとつもありません!
あたりまえのことを、あたりまえにやること。
テスト範囲を確認し、テストまでに試験範囲のワークを終わらせ、期限までに提出する。
授業中はおしゃべりをしない、ノートをきちんととる、前を向いて話を聞く。
そんな「あたりまえ」の積み重ねが評価につながっていきます。

 

また、もう一つ大事なことがあります!

 

受験では中3の評定のみが対象なので、中3から頑張れば良いと思っていませんか??

 

中3内容は、中1、中2の積み重ねがあって定着できるようになります。中3から頑張っても、急に評定を上げることはとても難しいことなのです。

 

中3の学習内容は、中1、中2の学習内容の発展したものが多いので、中3から頑張っても急にテストの点数をあげること、つまり評定をあげることはとても難しいのです。それには相当な努力が必要です。

 

中3から焦らないように、
中1・中2から「定期テストの勉強」、「学校の授業の取り組み」、「提出物」を意識して、評定を少しでも上げていくのが大事です!

 

いかがでしたか?
どんなスポーツにも練習期間があるように、入試の練習期間が定期テストなのです。
中学生になってから入試本番まで定期テストの回数は限られていますが、コロナの影響で山形県の対応はどのような形になるのかはまだ不透明です。
情報がわかり次第、お役立ちコラム担当者から発信していけたらと思っています。
とにかく生徒のみなさんはどのような形になったとしても1回1回の試験を大切にして、高得点を確保することに注力していきましょう!