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勉強お役立ちコラム

2020.03.26

新年度開始目前! 勝利を導く「体感時間操作術」とは?

もうすぐ4月、いよいよ新年度へ向けて動き出す時期になりました。
進学する生徒さんも、進級する生徒さんも、今年度を振り返っていかがだったでしょうか。充実した一年でしたか? それとも、なんだかちょっぴり印象の薄い一年でしたか?

 

これから始まる新年度、どうせなら、今までで一番充実した一年にしていきたいですね!
一日は24時間、一年は365日、時間はみんなに平等に与えられています。
でも実は、体感時間は様々な要素によって変動し、その長さまで変わるということをご存知でしょうか。時間が長いか短いかは、本当は自分でコントロールできるのです。その方法を知り、大切な自分の時間を有効活用しちゃいましょう!

【体感時間操作術①:「まだ」と「もう」】

 

例えば今日(3/26)から令和3年度の宮城県高校入試まで、あと343日。これを「まだ」343日ある、と捉える人は多いと思います。ですが、「もう」343日しかない、と捉えてみるとどうでしょうか。
もし、あと10日だったらどうでしょう。「もう」10日しかない、ですか?「まだ」10日ある、と言い換えるとどう感じるでしょうか。
同じ日数でも、「もう」と「まだ」では、体感時間の長さがずいぶん違っていますよね。どちらの捉え方が、自分の時間を有効活用できそうでしょうか。

 

【体感時間操作術②:時間の区切り方】

 

人間の脳の性質として、「一度にたくさんの情報を与えられると、時間を長く感じる」ということがあります。
例えば、命の危機に瀕した時は一瞬の出来事が長い時間の出来事のように感じる、という話がありますね。これは、脳が周囲の情報すべてを処理しようとフル回転するので、密度が濃くなり、時間が長く感じられるのだそうです。

では、比べてみましょう。一日中ぼんやりテレビや携帯をいじって過ごした日と、朝から学校に行き授業を受け、部活をし、帰りに友達とちょっと寄り道をし、塾にも行ったという日。比べると、ぼんやり過ごした一日の方が短く感じられるのではないでしょうか。これは、ぼんやり過ごした一日の方が、触れている情報量が少ないからなのです。
つまり、一日の時間を細かく区切って処理する情報量を増やせば体感時間は長くなり、時間の区切りをつけずに過ごせば処理する情報量が減り体感時間は短くなる、ということです。

 

【体感時間操作術③:集中力】

 

集中力が高まると、体感時間は短くなります。もしかすると違和感を覚えるかも知れませんね。でもこれは②とつながっていて、集中した分、処理する情報量が少なく絞られるためです。

逆に集中力が落ちると、体感時間は長くなります。さまざまな雑念が頭の中を巡り、処理する情報量が無駄に多くなるからと言えます。
これはすなわち、触れる情報量を絞ることで集中力を上げる、というテクニックにもなりますね。集中したいなら、気が散るようなものをそばに置かなければいいというわけです。

 

【長い方が良い?短い方が良い?】

 

嫌なことは、短く早く終わってほしいですね。逆に楽しいことは、長くずっと続いてほしいものです。
今回ご紹介した体感時間操作術は、嫌なことを短く、楽しいことを長くする方法のヒントになるのではないでしょうか。
ぜひ上手に取り入れて、充実した新年度をお迎えくださいね!