群馬県にはどんな商業高校がある?|勉強お役立ちコラム|ベスト個別
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群馬県にはどんな商業高校がある?

エリア:群馬

ベスト個別 編集部

「うちの子、普通科と商業高校、どっちが合っているんだろう?」 「商業高校って就職する人が行くところ?大学には行けないの?」

進路面談の時期になると、こうしたご相談を保護者の方からよくいただきます。

実は商業高校は、資格取得や推薦での大学進学など、普通科にはない強みを持つ選択肢です。

 

今回は、群馬県内の商業高校について、学べる内容から入試のポイントまでまとめて解説します。

 

 

1商業高校とは?普通科との違い

商業高校(商業科などの商業系学科を置く高校)は、ビジネスの基礎を実践的に学ぶ専門高校です。

国語・数学・英語などの普通科目に加えて、次のような専門科目を学びます。

 

簿記・会計:企業のお金の流れを記録・管理する技術
情報処理:パソコンスキル、プログラミング、データ活用
マーケティング・ビジネス基礎:商品やサービスが売れる仕組み
ビジネスマナー・実務:社会に出てすぐ役立つ実践力

 

普通科が「大学進学を見据えた幅広い教養」を学ぶのに対し、商業高校は「社会で使える実務スキルと資格」を高校3年間で身につけられるのが最大の特徴です。

 

 

2商業高校の3つのメリット

① 在学中に資格がたくさん取れる

日商簿記や全商簿記、情報処理検定、ビジネス文書実務検定など、授業がそのまま検定対策につながります。

「高校生のうちに履歴書に書ける資格を複数持てる」のは大きなアドバンテージです。

 

② 就職に強い

商業高校には地元企業からの求人が多く集まり、学校推薦による就職のルートが確立されています。

「高校卒業後は地元で働きたい」という生徒にとって、手厚い就職サポートは心強い存在です。

 

③ 推薦・総合型選抜での大学進学に有利

「商業高校=就職」のイメージは今や昔。実際には大学や短大、専門学校へ進学する生徒も多数います。

簿記などの資格や商業科目の学習成果を評価してくれる商業高校生向けの推薦枠を持つ大学もあり、経済・経営・商学部系への進学では普通科にはないルートが使えます。

 

一方で注意点もあります。

専門科目の分だけ普通科目の授業時間は少なくなるため、国公立大学などを一般入試で目指す場合は、学校外での学習でカバーする計画性が必要です。

ここは進路選びの段階でしっかり考えておきたいポイントです。

 

 

3群馬県の主な商業高校

群馬県内には、県立・市立・組合立あわせて複数の商業系高校があります。

それぞれの特色を見てみましょう。

 

※偏差値はあくまで目安です。年度により変動しますので、最新の資料でご確認ください。

 

県立前橋商業高等学校(前橋市)

「前商(まえしょう)」の愛称で親しまれる、県内を代表する商業高校のひとつ。

商業科を設置し、資格取得に加えて野球部をはじめとした部活動が盛んなことでも有名です。

卒業後は就職のほか、経済・経営系の大学への進学者も多くいます。

 

県立高崎商業高等学校(高崎市)

「高商(たかしょう)」と呼ばれる、県内で最も歴史のある商業高校です。

全日制は流通ビジネス科・国際ビジネス科・情報ビジネス科の3学科構成で、入学時は一括で募集し、2年生からコースに分かれる仕組みになっています。

甲子園出場経験のある野球部など、文武両道の校風が特徴です。

 

県立伊勢崎商業高等学校(伊勢崎市)

商業科・会計科・情報処理科の3学科を設置。

特に会計科は県内の商業高校で唯一の設置で、簿記・会計を深く学びたい生徒に向いています。

地元伊勢崎エリアの就職・進学どちらにも対応した進路指導が行われています。

 

桐生市立商業高等学校(桐生市)

桐生市が設置する市立の商業高校です。

地域に根ざした教育が特色で、東毛エリアで商業を学びたい生徒の受け皿となっています。

 

そのほかの商業系学科を持つ高校

太田市立太田高等学校(太田市):普通科と商業科を併設

県立館林商工高等学校(邑楽郡明和町):商業系と工業系の両方を学べる

利根沼田学校組合立利根商業高等学校(利根郡みなかみ町):北毛エリア唯一の商業系高校

 

普通科と迷っている場合は、商業科を併設する高校も選択肢に入れると幅が広がります。

 

 

4商業高校の入試はどうなっている?

群馬県の公立高校入試は、2024年度から前期・後期選抜が廃止され、1回の本検査に一本化されました。

受検者全員が5教科の学力検査と面接等を受け、各高校が定める「特色型」「総合型」の2つの観点で段階的に選抜が行われます。

 

商業高校の受験で押さえておきたいポイントは次の3つです。

 

①内申点は中1から反映される

群馬県では中学1年生からの9教科の評定が調査書に記載されます。

「受験は中3から」ではなく、1年生のうちから定期テストと提出物を大切にしましょう。

 

②特色型では部活動や資格などの活動実績も評価対象

商業高校は面接等を重視する傾向があるため、中学校での活動を自分の言葉で語れるように準備しておくと安心です。

 

③5教科の基礎学力は必須

専門高校だからといって学力検査が免除されるわけではありません。

とくに英語と数学は高校入学後の商業科目(情報処理・簿記の計算など)にも直結します。

苦手を残さず中学内容を固めておくことが、合格にも入学後にも効いてきます。

 

※選抜方法の詳細(特色型・総合型の割合や配点)は高校・学科ごとに異なります。

必ず群馬県教育委員会や各高校の最新の募集要項をご確認ください。

 

 

5商業高校が向いているのはこんな生徒

・資格を武器に、就職や推薦進学を有利に進めたい

・座学だけでなく、実践的・実務的な学びのほうが好き

・将来、経済・経営・会計・IT系の道に興味がある

・高校卒業後は地元で働くことも視野に入れている

 

逆に、「国公立大学に一般入試で行きたい」「まだやりたいことが決まっていない」という場合は、普通科も含めてじっくり比較検討するのがおすすめです。

 

 

6まとめ:商業高校は「目的があれば」とても強い選択肢

群馬県には前橋商業・高崎商業・伊勢崎商業をはじめ、特色ある商業高校がそろっています。

資格・就職・推薦進学と、普通科にはない武器を手にできる一方で、入試では5教科の学力と中1からの内申点がしっかり問われることになるでしょう。

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