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勉強お役立ちコラム
- 2019.11.12
- 教室長コラム
「勉強のやり方」ってナンだ?!【永久保存版】
11月も中旬。いよいよ入試に近付いてきましたね。
最近「入試に向けての勉強のやり方を教えてほしい」と多くのご相談をいただきますので、今回はそれをテーマにまとめていきたいと思います!
以前こちらの記事で、定期テスト対策の5つのポイントをまとめました。まずは簡単におさらいしましょう。
中学校のテスト勉強のやり方は? 絶対頭に入れておきたいポイント5つ!
ポイント①:テスト勉強は、範囲が出る前に始める!
ポイント②:テストに出やすいところを知る
ポイント③:自分の弱点を知る
ポイント④:弱点の問題が解けるようになるまで繰り返す
ポイント⑤:「ながら勉強」はしない!
定期テスト対策でお悩みの方は、ぜひご一読ください。
では、入試対策はどうなのでしょうか。上記の定期テスト対策の5つのポイントと比較していくと・・・
ポイント①:テスト範囲は、3年分全範囲!
ポイント②:出やすいところは、模試や過去問で実際に出題されてきた問題から読み取れる
ポイント③:弱点は、自力で問題を解いて発見しよう
ポイント④:弱点の問題が解けるようになるまで繰り返そう(定期テスト対策と同じ!)
ポイント⑤:「ながら勉強」はもちろんしない!
こうしてみると、定期テストと入試対策で大きく違うのは範囲くらいではないでしょうか。
もちろん、入試では教科書通りではない複合問題も出題されます。難易度も上がります。しかし、それが「弱点」なのであれば、解けるようになるまで繰り返すだけです。「入試だから、何か特別な勉強法や記憶術を身につけないといけない」なんてことはありません。
今持っている問題集や参考書を、しっかり使い込んでください。成績を上げたいからと、問題集や参考書を山ほど買い込んでしまうのは率直に言ってよろしくありません。
たくさんの問題集に手をつけると、
「そのときの思い付きで勉強する内容を決めてしまう」
「間違えた問題を復習せず他のテキストに進んでしまう」
「たくさん勉強したのに、どの単元ができるようになっていて、どの単元が苦手なのか把握できない」
という状況に陥りやすくなります。
そうすると、
「頑張っているのに成績が上がらない」
→「勉強の才能がないと感じる(実際には勉強に才能なんて必要ないのですが)」
→「諦める」
という負の連鎖の始まりです。
これは多くの受験生にあるあるの勘違いなのですが、「勉強=多くの問題を解くこと」ではないのです。「勉強=できないことをできるようにすること」なのです。そのためにはたくさんの問題集に広く浅く取り組むより、1冊1冊を隅々まで完璧にする方が効果的です。中学3年間分という広いテスト範囲から自分の弱点を正確に把握し、それを着実に克服していけるからです。
それでは、弱点を克服するやり方をおさらいしていきましょう。
まず一度、問題を解いてみてください。何も調べずに、今の実力で臨みましょう。
できなかったところが、あなたの弱点です(「ケアレスミス」も含め)。
できなくても落ち込む必要はありません。入試前に発見できて本当に良かった! と喜びましょう。
次に、できなかった原因や解き方を調べ、解き直します。ちゃんと解ければ、理解できたということです。(インプット)
そして、類題練習をしましょう。記憶を定着させるために、繰り返し練習するのです。(アウトプット)
入試を想定して、時間を計りながら取り組めたらなお良いですね!
問題集を増やすのは、1冊の内容がきちんと習得出来てからでOKです。がむしゃらに解いても、弱点の「発見」しかできていないのですから、成績は上がりません。
落ち着いて、一つ一つ確実に、「できないこと」を「できること」に変えていきましょう。
以上、勉強のやり方についてみてきました。
・・・とはいえ、苦手な教科や単元、自分の弱点に自分の力だけで向き合うのは時に辛いものですね。
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