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勉強お役立ちコラム
- 2019.09.10
- 全国の教育情報
まだ間に合う! 今から始める英検®️対策【級別 学習法編】
さて、後編では具体的な学習方法について紹介していきたいと思います。
■英検3級
前編でもお伝えしたように、英検3級のレベルは中学卒業程度。中学で習うレベルの文法・構文が出題されます。 筆記大問1では、文法の知識を問う問題が3問程度出題されています。出題頻度が高いものは以下のとおりです。
・時制(過去、未来、現在完了など)
・疑問文の作り方
・受動態、比較、現在分詞、動名詞、to不定詞、関係代名詞など
また、自分で文を作り出さなくてはならないライティングやスピーキングでも、文法の知識が求められますので、併せて中学2年生~3年生の教科書レベルの単語も覚えるようにしておきましょう。
■英検4級
英検4級では、中学1~2年で習う文法が出題されます。筆記大問1では、文法そのものの知識を問う問題が3問程度出題される上、筆記大問3の語句整序でも文法力がカギになってきます。 出題頻度が高いものは以下のとおりです。
・過去形と未来形
・疑問文、比較の文、命令文、否定文の作り方
小学生にとっては、中学中級レベルである英検4級を合格するということは、標準以上の英語力があることを意味します。そのような級に挑戦し成功したという証拠ですので、お子様にとって大きな自信となり、次の級への学習に弾みがつくことでしょう。 中学生にとっては、中学中級レベルである英検4級にいつ合格できるかは、学習進度の目安となります。中学1年時に取得できれば標準以上であり、3年時であれば、それまでの学習事項を確実に習得できているということを確認する良い機会となります。
■英検5級
英検5級は中学初級程度のレベルとされ、「初歩的な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる」と言われています。基本の「き」を問われる級と言えるでしょう。小学生や中学生を中心に、幅広い層に受験されています。
英検5級では、中学1年で習う文法が出題されます。筆記大問1では、文法そのものの知識を問う問題が3問程度出題される上、筆記大問3の語句整序でも文法力が重要となってきます。ポイントは現在形、現在進行形、canを使った表現、代名詞、疑問文、否定文、命令文などです。英検5級の文法には、3人称単数など、細かい内容も含まれますので、英語が苦手になってしまうお子さまも少なくありません。主語と動詞の呼応関係や基本的な冠詞の使い方などを、参考書などを読ませてしっかりと理解しておきましょう。
■英検®️ってどんなメリットがあるの?
使える英語の4技能が評価され、英検取得者は多くの高校・大学の入学試験や単位認定で優遇されています。 また、大学へご入学する際の入学金・学費免除や奨学金給付制度を提供する大学も増えています。 高校生の皆さんもぜひ在学中に2級まで合格できるよう頑張ってみましょう。
(参考)英検・TEAP・IELTS入試活用校制度(奨学金制度一覧)
いかがでしたか? 2020年の教育改革を前に、英語の重要性は各方面で非常に関心が高まっています。英検を含め、英語学習に関するお悩みも随時受け付けております。どうぞお気軽にベスト個別学院へご相談ください。