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勉強お役立ちコラム
- 2019.05.22
- 地域の教育情報
【山形】一学期の期末テストに向けた各教科の学習ポイントとスケジュール管理(前編)
今年のゴールデンウィークは10日間もありました。
新元号「令和」になり、新しい時代を迎えるおごそかなときでもありましたが、大半の中学生にとってはお友達と遊んだり、新学期が始まっての気疲れを癒したりといった、楽しい休暇となったのではないでしょうか。
振り返ったときに「充実した連休だったなぁ」と思えるような期間になったのであれば幸いです。
さて、そんな楽しいゴールデンウィークを経て、教室の方でも、「学校の授業の進みが速く、ついていくのに精一杯」という声が聞こえるようになってきました。これからの約一か月は、授業の理解度を高め、期末テストに向けて準備をしていく時期ですね。
今年度期末テストの試験予想範囲と、ざっくりとした分量に関しては、以前のコラムでご紹介した通りです。300ページに及ぶテスト範囲を、今から効率的に復習し、定着させていきましょう。
今回は、各教科の学習ポイントとスケジュール管理について、前後編に分けてお話ししていきます。
◆各教科の学習ポイント◆
今回のテストは、各学年とも計算問題中心に出題されます。そのため、テスト勉強は主に計算練習を重ねていくことになります。ですが、2年生は数の説明、1年生と3年生は文章からの立式といった、文章を組み立てたり、読み取ったりしなければならないような問題もあります。そして、そのあたりは勉強が間に合わず点数を落としてしまう分野でもあります。わかる、わからないが分かれやすく、点差が開きやすい箇所をしっかりと学習しておくことで、良い成果が生まれますよ。
どの学年にも共通して言えるのは、教科書の新出単語を覚えた状態で臨む、ということです。覚えるとは、意味だけでなく発音、綴りも分かる状態にしておくことです。実は、英語の文法でつまずく人はさほど多くありません。覚えていない単語がどんどん増えてしまい、文章が理解できなくなって苦手意識を持ってしまう人が大半です。だからこそ、今回の試験範囲に含まれる単語は、早めに覚えてしまいましょう。先を見越して行動することが、英語で得点するための必勝法です。
元素記号やイオン式など、覚える量が多い今回のテスト。英単語と同じく、テスト直前に慌てて勉強しても身になりません。授業中に出てきた植物の部位、化学式、イオン式は、都度しっかり暗記していきましょう。20個の耳慣れない言葉を明日まで覚えようと思うと大変ですが、一週間かけて覚えようとすれば、1日3個ずつじっくり確実に覚えられます。一度に全てを暗記しようと思わないことと、余裕を持って少しずつ着実に身につけていく意識を持って学習することが大切です。
範囲がいつもより広くなり、一番取り組み方にコツが必要なのが社会かもしれません。中3生は、日本近現代史の目まぐるしい変化の時期が試験範囲です。重要な事件や人物、法律など聞きなれない語句をたくさん覚えなくてはなりません。中1生の地域区分や文明、中2生の日本の気候や江戸時代のしくみも言うまでもなく、付け焼刃の知識では成果になりません。普段耳なじみのない語を頭に入れるには、それが示す内容まで覚えることが大切です。問題文のキーワードとセットで暗記するようにしていきましょう。
以上、各教科の学習ポイントをまとめました。
どの教科にも共通していえるのは、反復と時間確保です。一度やっただけで理解したと思わず、何度も繰り返し解きなおしをすることと、その時間を捻出するためのスケジュール管理が結果を左右します。そのためには、今から逆算してやれることを考え、行動に移していきましょう。
次回・後編は、テストまでのスケジュール管理についてお話ししていきます。