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勉強お役立ちコラム

2019.04.02

【2019年度】宮城県高校入試~入試は中1から始まっている!~

ついに新年度が始まりましたね。ご入学、ご進級、おめでとうございます。

 

31年度の高校入試も終わり、そろそろ1か月が経ちます。新2・新3年生は、今年の入試問題を解いてみたでしょうか?
入試問題なんて解けない、と思われるかもしれません。しかし入試問題には、1・2年生の範囲からもたくさん出題されているんです!

 

今回は宮城県の入試問題において、それぞれの教科ごとに出題された1・2年生の履修分野と配点をまとめました。日々の学習が、入試に直結していることを感じられると思います。
実際に問題を解き、今まで習った内容で解ける問題があるということをぜひ体感してみてください。新年度、これから習う新しい内容も「もう入試は始まっているんだ」「ここが入試の範囲なんだ」と思えれば、きっと更に前向きに取り組めますよ♪

 

【数学】

1年生の内容では、正負の数、文字式、方程式、不等式、比例式、資料の整理から出題。比例式と資料の整理の問題は難易度が高めですが、完答できれば、なんと46点分もの配点があります。
2年生の内容では、多項式の計算、等式変形、一次関数から出題。1・2年の知識のみで解ける問題を完答するだけで、57点を取れる内容です。また、3年生の内容と組み合わせた問題も含めれば、配点は更に高くなります。

 

【英語】

長文問題等、1~3年生までの文法の複合問題となるものが多いですが、1・2年生の知識のみで解ける問題も出題されています。
特に今年の第二問の文法問題は、1・2年生の文法のみで解ける問題ばかりでした。配点は20点分。
また、第五問の英作文も、一つ目の出題は1年生の文法レベルで解ける問題。配点は4点分です。

 

【理科】

例年通り、各分野各学年からまんべんなく出題されています。
1年生の内容では、植物のつくり、状態変化、火山から出題。完答で34点分。
2年生の内容では、電流(陰極線)、天気(気圧)、化学変化(化合)から出題。1・2年の内容が完答できれば、なんと68点分が取れる構成です。
第四・五問が3年生で習う範囲になっているため、新3年生は第三問までは全問挑戦できます。

 

【社会】

地歴は学校ごとの進度が異なるため、地理分野と歴史分野の出題としてそれぞれ以下にまとめます。
地理分野からは、地図の問題、世界の農業、世界の産業に関する資料の読み取りが出題。
歴史分野からは、外交史(平安~江戸)、外交史に関する資料の読み取りが出題。
地歴公民の複合問題として、地理分野からは大陸名、地方区分、県庁所在地、歴史分野からは戦後の日本(昭和)、教育史(江戸~平成)が出題されました。
地理分野の配点は合計26点分、歴史分野の配点は40点にのぼります。なお、社会における複合問題は小問集合とほぼ変わらないので、気負わずに臨んでください。

 

【国語】

大問5つの構成。第一問の問一は漢字の問題なので、漢検等にチャレンジしている生徒ならば学年関係なく解ける内容です。配点は16点分。
古文には、現代仮名遣いに直す問題(2点)等、中1レベルで解ける問題も含まれています。作文は例年通り配点が20点分。文字数を8割以上埋める等の条件さえ満たせば高得点がもらえる、サービス問題です。

 

いかがだったでしょうか?
今まで習ってきた、聞いたことのある単元名も多かったのではないでしょうか。
ぜひ入試問題に触れてみて、一問でも二問でも解ける問題があるということを体感してみてください。
きっと、一歩差がつく新学期を迎えられることでしょう!