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勉強お役立ちコラム
- 2019.02.05
- 教室長コラム
失敗をゼロにする方法
いよいよ、入試本番ですね。受験生の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今回のコラムでは「失敗」をテーマにお話ししていきたいと思います。
この時期に縁起でもない、と思いましたか? いいえ、お伝えしたいのは、「失敗をゼロにする」方法です。
【今までの失敗を振り返る】
皆さんは「失敗」と聞くと、どんなことをイメージするでしょうか。
・友達と喧嘩したこと。
・テストで悪い点を取ったこと。
・大事な試合で、勝てなかったこと。
皆さん色々なことがあったと思います。
ではその時、皆さんの気持ちはどうだったでしょうか。
「あの時あんなこと言わなければ」「あの時もっと勉強していれば」
そんな、後悔の気持ちではないでしょうか。
後悔そのものは、悪いことではありません。
しかしもし、「後悔だけして、諦めてしまう。自分を何も変えようとしない(=成長しようとしない)」となるとどうでしょう。
本当の「失敗」とは、そういうことではないでしょうか。
そしてそれは、これから迎える入試においても、言えるのではないでしょうか。
【後悔を反省に変えれば、「失敗」はなくなる】
後悔をするのは、なぜでしょうか。
それは恐らく、「自分が悪かった部分や、やり残したことがあるから」。でも、そこに気づけたことは、間違いなくあなたの財産です。後悔は、してもいいんです。
その後に大切なのは「自分の悪い点を、変える努力ができているかどうか」。
気づきを、次に生かせているかどうかです。
例えば…
・先生との面接練習、うまく話せなかった…。
→紙に書いただけだったからだ。今から、自分でも練習しておこう!
・文章問題、式すら立てられなかった…。
→そもそも公式を忘れていたからだ。今から、基本の公式を練習しよう!
・ケアレスミスが無くならない…。
→見直しが不十分だからだ。今から、解いた問題は解き直しもして、徹底的にミスを撲滅しよう!
これらの対策は、あくまで一例にすぎません。ここでお伝えしたいのは、気づきを次に生かすことができれば、受験勉強に「失敗」はない、ということです。
こうした取り組みは入試当日にも、「今までちゃんと成長を重ねてきた」という自信となって皆さんを支えてくれるでしょう。
後悔から気づきを得ること。
気づきを次に生かすこと。
それができれば、あらゆる経験は「失敗」ではなくなるのです。
【頑張ることが怖いあなたへ】
入試が近づくほど、「頑張れない」という受験生の方はいませんか。
「全力でやっても、落ちるかもしれない」
だから、全力で頑張ったり努力したりするのが怖い。
よくわかります。言い訳ができない状況って、やっぱり緊張しますよね。失敗したら恥ずかしいなって、思いますよね。
ところで、皆さんはYou Tuberの動画は見ますか。
映画やドラマの俳優さんたちはどうですか。
プロスポーツ選手の中継試合は、見たことがありますか。
彼らは照れもなく全力で、目の前のやるべきことに取り組んでいますよね。
そういう姿、面白くないですか。心躍りませんか。感動しませんか。
面白さも成長も、全力で取り組む先にあるのだと、私は思います。
そして改めて、よく考えてください。
高校入試は確かに、人生において一つの重要なハードルです。しかし、あくまで「ハードルの一つ」にすぎません。
仮に、思うような結果ではなかったとして。後悔してしまったとして。
それでもそこから気づきを得て、次に生かすことができるならば、それは「失敗」ではないのです。
高校卒業。
進学試験、就職試験。
自分で稼いで、生きていくこと。
様々な人生のハードルがこれからやってきます。
ですが、入試を通して「ハードルの越え方」を学んでおけば、きっと次も乗り越えられるでしょう。
ですから、大丈夫。安心して、全力で勉強してみましょう。たくさん間違えましょう。
それこそが、「失敗をゼロにする」方法なのですから。
それでももしも不安になったら、家族や学校の先生、そして私たちベスト個別学院の先生に、その気持ちを打ち明けてください。
皆さんがまっすぐ頑張れるように、きっと支えになります。
時間は、まだまだあります。
「失敗しない入試」にしていきましょうね!