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勉強お役立ちコラム
- 2018.07.17
- 教室長コラム
成績UPは夏休みの過ごし方で決まる!
7月に入ってからますます気温が上がり、否が応でも“夏”を感じる季節になりました。
学校の授業もう少しで終わり、いよいよ夏休みが来ます。中3生はついに本格的な受験生になりますね!
夏休みの間は学校の授業がない分、日々の学習を自分で管理・進行していく必要があります。何の教科の、どの単元を、どのように、どのくらい勉強するのかを自分で考えなくてはなりません。
…大変そうですよね。しかし、これを逆に捉えると、自分が優先的に取り組みたい学習内容に一日のすべての時間を割くことができるということです。学校がある間はみんなと同じ内容を、同じペースで勉強しなければなりませんが、夏休みの期間はすべての時間を自分のために使えるのです。これこそが“受験生は夏が勝負!”と言われる所以の1つでもあります。自分が取り組みたい学習内容に、やりたい分だけ時間を割けるからこそ、苦手も克服できて、得意を伸ばすこともできます。その先には大幅な点数UPが待っています!
とはいえ、何からやればいいか迷ってしまいますよね。
「やり始めはいいけど、すぐに疲れちゃう…。」
「一日中同じ教科を勉強したほうがいいの?」
「ずっと問題だけ解いてればいいの?」
「暗記はいつやればいい?」
そんな悩みが少しでもあったなら、以下の内容を参考にして一日の流れを意識してみてください! 脳やからだの働きをもとに、何の勉強を、いつやればいいのかをまとめてみました。
◆朝~午前
脳がフレッシュな状態=思考力・集中力を発揮しやすい時間帯です。そのためクリエイティブなことに向いています。つまり、受験勉強においては数学などの思考力を必要とされる問題に取り組むと良いでしょう。また、各教科の応用問題に取り組むのにも非常に効率が良い時間帯です。
…といっても、起きてすぐの時間は頭がまだボーっとしていますよね。なのでウォーミングアップに暗記系などの単純な問題に取り組む時間を早朝に確保しましょう。実は、この暗記系の勉強を早朝にやることが非常に重要です。なぜ重要かは、後程お話しします。
◆午後
午後は脳の働きやホルモンの関係上、やる気が出やすい時間帯です。さあ、勉強に取り掛かりましょう! やる内容はなんでもOKです! 自分がやりたい内容に取り掛かりましょう。
ですが、昼食の後ってどうしても眠くなってしまいますよね。これはしょうがないこと。実は、脳のリズムのせいで、起床から約8時間後に頭が働きづらくなる時間帯がきてしまうのです。つまり、朝6時に起きる人は14時位に眠気がくるということ。ちょうどお昼ご飯の後ですね。
やる気が出やすい午後の時間、せっかくなら眠気に負けずに有意義に使いたいですよね。そのために、ズバリ! 昼寝をしましょう! 「え、いいの?」と思ったそこのあなた! いいんです! これこそが午後の時間を有意義に使うための魔法なのです! といっても何時間も寝てしまってはダメですよ。目安は約15分。寝すぎると、夜の睡眠に影響を及ぼすので注意してください。
午後の作業能率を上げるための仮眠はパワーナップと呼ばれていて、最近では学校や企業で少しずつ取り入れられてきています。是非、受験生の皆さんも取り入れてみてはいかがでしょうか?
◆夜
朝から勉強してきて、そろそろ疲れも限界に。問題を解こうにも、なかなか頭が働かない…というのが夜の時間。夜は一日分の脳の疲れが溜まってしまい、思考力がうまく機能しません。そんな夜の時間には割り切って単純な暗記系の勉強に取り掛かりましょう!
疲れたから簡単な問題を、というのは妥協のように感じるかもしれません。しかし、実をいうと、とても理にかなった方法。就寝前に暗記系の勉強をするのは非常に効率が良い勉強方法なんです。
脳内に蓄積した情報は睡眠をとることで整理されます。つまり、暗記系科目は勉強するだけではなく、しっかりとした睡眠を取ることではじめて定着します。睡眠と暗記は密接に関わっているのです。暗記科目の勉強→睡眠という流れを作りましょう! そして、より覚えたことを忘れないために、次の日起きて前日の暗記系科目の復習をする習慣をつけましょう。これが前述した早朝のウォーミングアップ学習の内容のこと。睡眠を含めたルーティンを確立させることで、さらに高い効果が生まれるはずです! 毎日の学習は繋がっています。
いかがでしょうか。
すこしでも受験生の皆さんの参考になれば幸いです。
ですが、これはあくまで参考です。この流れをもとに、自分なりのやり方を見つけていくことで更に効果が上がっていきます!
良い一日のサイクルを作って、最高の形で夏を乗り切れるよう、応援しています!!