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勉強お役立ちコラム
- 2025.04.28
- 全国の教育情報
高校最初の定期テストは「なりたい自分」に 近づくための重要ポイント!!
新高校1年生のみなさま、ご入学おめでとうございます!
新しい環境、新しい友達、部活動や委員会決めなど目まぐるしい生活を送っていることと思います。中学生ではまだできない、大人になったらもうできない、高校生の3年間ならではの楽しいことがたくさん待っています。ぜひ充実した高校生活を送ってくださいね。
そして、高校生活を楽しむために忘れてはならないのは勉強です。部活や行事などを心置きなく楽しむためにも、高校卒業時に「なりたい自分」に少しでも近づくためにも、勉強も頑張っていきましょう!
多くの高校では5月に最初の定期テストがあります。ここでよいスタートを切れるかどうかで、その後の高校生活は大きく変わりますので、そのポイントをお伝えしていきます。
自分の中で基準ができる
人間は無意識に「同じくらいのところにいよう」とするものです。たとえば最初のテストで上位をとれば次のテストでも上位をキープしようとし、下位になると「この高校で自分はこれくらい」と思い、上にあがりにくくなってしまう傾向があります。
高校は受験を通して近い学力の生徒が集まっていて、テストもその学力に合わせてつくられます。なので中学に比べると努力次第で上位にも下位にもなる可能性があります。最初の定期テストで良い成績をとり、成績上位のポジションをとれるといいですね!
数学の学習は特に大切
「数学は積み重ねの教科」ということは中学でも聞いていると思いますが、高校ではますますその傾向が強まります。高1の時に学ぶ数Ⅰは、高2の数Ⅱ、高3の数Ⅲと学習単元のつながりが強いです。くわえて学習内容は難しく、覚える学習量は多く、学校の授業の進み方は早くなります。1度おいていかれてしまうと、追いつくために必要な労力は中学校よりはるかに大きいのです。
どの教科もまんべんなく学習してほしいですが、まずは数学でつまずかないように気を付けましょう。スタートが特に大切な科目は数学、と覚えておいてください。
通知表の評定は高校の次の進路を決めるときに重要
高校卒業後に進学をするにも、就職するにも、通知表の評定は非常に重要です。高1からの3年間の評定を使うことが基本で、1年生で低い分を3年生で取り返すのは模試の点数を上げるより難しいです。例えば評定平均が4必要だったとしましょう。1年生のときに3をとった数だけ2、3年生で5をとらなければなりません。
今では大学に進学する人の半分以上はこの評定結果が基本になる推薦入試で決まります。高3生になったときに選択肢が拡がるように、今からできる準備をしていきましょう!
高1の夏以降に来る文理選択
学校によって時期は異なりますが、高校1年生の夏以降に文系理系の選択がやってきます。高校卒業後の進路を意識するタイミングです。高校受験が終わったばかりなのに早いですよね。
このときに将来のなりたい自分が決まっている場合は問題ないのですが、多くの方はまだ具体的に決まっていないのではないでしょうか?決まっていない場合、なりたい自分を見つけて行きたい大学などが決まったときに、受験に必要な科目を学校で学習していない、という状態になる可能性があることに気を付けましょう。
まだ具体的に進路希望が決まっていない場合は理系を選択することをおすすめします。受験したい大学が決まったときに、文系から理系に変更するより、理系から文系に変更するほうがハードルが低いからです。
文系を選ぶと国語と社会の学習時間が増え、理系を選ぶと数学と理科の学習時間が増えます。ちなみに、英語は文系理系で大きな差はありません。つまり、理系を選択した生徒さんが文系の大学を受験するには国語と社会を、文系を選択した生徒さんが理系の大学を受験するためには数学と理科を自分で学習する必要があります。数学と理科を自分で学習する方が大変そうだと思いませんか?「迷っている時は理系を選択する」と覚えておいてください!
高校生とお話していると「数学が苦手だから文系」「英語が苦手だから理系」と今の科目の得意不得意で選ぼうとしていることがありますが、受験まで考えて選択してくださいね。
さいごに
いかがでしたか?高校を卒業するときに「なりたい自分」に近づいているために、最初の定期テスト頑張ってくださいね。何か困りごとや悩み事がありましたら遠慮なくベスト個別にご相談ください!