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勉強お役立ちコラム
入試は基本問題で平均点を目指せる。でもそれがなかなか難しい…!!
酷暑の中受験勉強をする生徒さん、それをサポートする保護者のみなさま、大変お疲れ様です。受験本番まではまだまだ長いので、体調を崩さないようにお気をつけください。
前回のコラムでは、教科書改訂があっても基本が大切であることは変わりません、とお伝えしました。基本→標準→発展の順で学習していきましょう。
詳しくは以下のリンクからご一読ください。
前編:教科書改訂から3年目。入試問題はどのように変わっている??
後編:入試問題が変化しても受験勉強は変わらない。夏休みに基本の総復習を!
今回は実際に基本問題の配点がどれくらいあるかや、基本問題全体の学習量などをできるだけ具体的にお伝えしていきたいと思います。
基本・標準・発展問題の配点
以下はベスト個別の教室がある6県の入試問題を分析した結果の平均です。
県ごとの配点の詳細や出題傾向などは、ご通塾中のご家庭向けの資料にて公開しておりますので参考にしてください。
【数学】
発展:24%(特に読解力や思考力を問う問題)
標準:35%(まとめ問題Bレベル)
基本:41%(教科書の練習問題・まとめ問題Aレベル)
【英語】
読解・発展:18%(5文以上の英文を読んで答える問題)
読解・標準:37%(4文以下の英文を読んで答える問題)
単語・文法:20%
リスニング:16%
【理科】
発展:18%(実験の条件などに合わせて思考する問題)
標準:43%(仕組みを覚えて解くパターン問題)
基本:39%(用語と意味の暗記で解ける問題)
【社会】
標準:39%(細かい知識が必要な問題や知識を活用して解く問題)
基本:46%(教科書の太文字の用語と意味の暗記で解ける問題)
資料:15%(グラフや図表の読み取りのみで解く問題)
【国語】
読解:61%(文章を読んで解答する問題)
漢字・文法:23%
作文:16%(体験や意見を書く問題)
数学・理科・社会は基本問題の配点が高く、約4割の配点があります。県によっては基本問題だけで平均点近くとなることもあります。
対して国語・英語は暗記事項だけでは得点が伸びず、読解問題への取り組みが必要なことがわかります。
基本問題を解ける状態とは
「基本問題だけで平均点をとれるなら簡単なんじゃ…」「夏休みにパパっと完成すればいい」そう思われた方もいるかもしれません。
いえ、そう簡単ではないのです。全受験生が簡単にできることであれば、平均点はもっとずっと高くなることになります。
では基本問題を解ける状態について、量と質にわけてお話します。
まず量ですが、3年生の夏休み前までですので、2年3ヶ月かけて学習した内容です。教科書10冊以上ですので、目を通すだけでもかなりの時間がかかることが想像できます。
次に質についてです。「基本問題を解ける」とはどのような状態でしょうか。ざっくりとしたイメージですが、定期テストで50点をとれるくらいといえます。
(学校によって定期テストの難易度は変わるので、あくまで目安です)
つまり、「これまでのどの定期テストを解いてもいつでも50点以上取れる状態」が「基本問題を解ける状態」といえます。
いままであまりテスト勉強に力を入れてこなかった生徒さんは、約10回分のテスト勉強をまとめてすると考えてください。
定期テストなら自信があるという生徒さんは、忘れてしまっているところがないか確認して抜け漏れをなくしましょう。「いつどの定期テストを解いても50点以上とれる」ようになったら標準問題の演習にうつります。
英語と国語の対策
数学・理科・社会については基本問題でおおむね平均点に届く、とお話ししました。では、読解問題への取り組みが必要な英語と国語はどうでしょうか。
英語と国語は確かに「覚えることで取れる問題」は少ないです。しかしそもそも「覚える量」が他の3教科より少ないのです。
例えば当塾の教材でも、英語の文法を総復習するテキストは他の教科の基本内容のテキストより薄くなっています。
文法などの基本問題の復習を早めに終わらせ、読解問題の演習量を確保しましょう。
国語も英語も、たくさん演習をすれば必ず力がつきます。ただし「なんとなく」で解かず、「なぜその答えなのか」を必ず確認するようにしましょう。
ベスト個別のとりくみ
ベスト個別では生徒さん1人1人の現状と志望校に合わせてカリキュラムを作成しています。
【講習会・授業】
全員が基本問題の復習から始めます。前述したとおり、これまでの学習状況によって復習が終わるまでの時間が大きく異なります。
生徒さんの状況に合わせ基本→標準→発展とすすめていきます。
【模試】
ベスト個別では模試の実施を重視しています。「志望校に対する自分の位置をしること」「自分のできるところとできないところを把握すること」の他に「入試本番同様にとりくみ力を発揮できるようにすること」など模試で得られることはとても多いです。
【模試対策講座】
作文やリスニングなど、授業で不足しがちな演習を行い模試の得点アップをはかります。
また、目標点に合わせた模試の復習や、結果を確認しながらの学習計画の調整など、模試を最大限活用するためのフォローを行います。
【秋講座】
学校の授業が再開すると受験勉強の時間が確保しにくくなります。そのため秋講座として基本問題の復習の時間を補います。
【難関高校受験対策講座】
高難度の問題演習の量が不足しないように、難関校を目指す生徒さんを対象に実施します。応用問題の解き方のポイントなどをベストコのトップ講師がオンラインで解説します。
【入試直前対策講座】
各県の入試に合わせた予想問題で総仕上げをします。「時間内に実力を100%発揮すること」を1番の目標に、本番同様の緊張感で臨みます。
【Monoxer】
上記をすべて実施しても塾にいる時間だけでは学習量がたりません。自宅で効率よく演習ができるように「Monoxer」というアプリでオリジナルの入試対策問題を配信しています。
基礎基本を固めるのに非常に効果的です。
さいごに
いかがでしたでしょうか。入試本番までの学習スケジュールのイメージはわきましたか?
ベスト個別は生徒さん1人1人が志望校合格や夢の実現に近づけるように全力で応援しています。
何かございましたらお気軽にご相談ください。