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高校受験・入試コラム

2018.03.20|編集部コラム【香川県】公立入試テクその1 「公民」の威力

試験本番までの日数が少なくなってくると、生徒さんの口からよくこんなセリフがもれてきます。「試験、何が出るの?」「どこを勉強しておけばいいの?」それを聞いて、塾の先生は思います。「それがわかるくらいなら入試対策で毎年苦労はしません」と。

 

高校入試は中学3年間の総決算として、どの学年からも偏りなく出題されます。市販されている過去問集を見てみればわかりますが、出題される単元については、ある程度の傾向予測はできるものの、毎年異なっています。どこから出るかなんて作った人にしかわからないのです。だからこそ、夏から充分に時間をかけて復習、復習、そして復習……。

 

秋が深まり、冬になってから慌てて勉強を始めたところで望んだような結果が得られないのは、ひとえにその分量の多さに要因があります。受験とはそういうものです。しかし、その中でも出題内容が比較的固定されているのが、社会科の「公民」分野です。

 

 

これは冷静に考えてみれば当然のことです。ふつう、公立中学校で公民を習い始めるのは中3の2学期から、早くても夏休み前からなので、そこから入試までの期間にやりきるとなると、まるまる2年分勉強する地理・歴史よりも、どうしたって分量は少なくなります。

 

それでいて入試の設問数は他分野とほぼ同じなのですから、出題される単元はおのずと限定されます。早い話が、公民で習うことはまるっと全部出題されると考えても間違いではありません。憲法・人権、三権分立・地方自治、株式会社・日銀・社会保障・税・需要と供給、国際社会。学習する単元はこれですべてです。

 

基本語句の数も、歴史と比較して決して多すぎるということはありません。社会科のおおよその配点内訳は、地理15点、歴史18点、公民17点となっています。社会科は教科書で太字の基本語句が答えられて、定番の縮尺問題と時差問題が正答できれば、地歴公で20点台後半、おそよ50%の得点ができます。

 

もし公民で全問正答できれば、あっという間に30点の大台に乗ることができるのです。 充分に時間をかければ、かけただけの結果が得られる社会科。この期に及んで、もし何から手をつければよいかわからないなら、とりあえず公民から始めてみましょう。

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