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勉強お役立ちコラム

2023.12.28

入試での「面接」対策、お子さんと一緒にしてみませんか? 

高校入試での面接は多くの子どもにとってとても緊張するものになります。

はじめて大人とかしこまった形で会話をする機会で、いつもと違う雰囲気に飲まれて本来の力を出せなかったらもったいないですよね。

 

そこで今回は、高校入試での一般的な面接の目的を踏まえて、保護者の方がお子様と一緒にできる対策をまとめていきます。

 面接の目的

面接の目的は主に調査票・学力検査だけではわからない生徒自身を知ることです。

 

推薦入試はもちろん、一般入試においても点数が拮抗している場合の最終的な判断として、面接が決め手になることもあります。

 

 

お子様と一緒にできる面接対策 

 第一印象編

一般的に第一印象は面接などの評価に大きな影響を与えるとされています。

以下に第一印象が評価されるポイントと保護者様にお手伝いいただきたいことをまとめていきます。

 

・制服に清潔感があるか

面接前に制服・シャツにシワがあったらアイロンをかけたり、シミ等の汚れが目立つようであれば余裕を持ってクリーニングに出したりして整えておけるといいですね。

 

・髪は整っているか

髪がボサボサだと自分のことがきちんとできない、だらしない印象を与えてしまいます。普段から寝癖を直す、前髪が目にかからないようにする、などの習慣をつけておきたいです。

うまくできないときは美容室・床屋等で髪のセッティング方法を教わるのもよいかもしれません。

 

・入退室・着席までの所作

ドアのノックや開け方、歩き方、椅子への座り方などの所作で第一印象が変わります。丁寧であればそれだけ良い印象になるでしょう。

もしご家庭で面接の練習をする機会がありましたら、入室からシミュレーションをして悪いところがないか確認してあげてください。

 

 

 面接中編

もちろん、面接中の態度や受け答えの内容も第一印象と同様に大切です。

気をつけるポイントをあげますので、お時間があればぜひお子さんと面接の練習をしてみてください。

 

・言葉遣い

面接官の先生は受験者(生徒)が緊張しないように優しく質問してくれるはずです。

しかしそれにつられてタメ口になってしまってはいけません。適切な言葉遣いができているか確認してあげてください。

 

・極端に緊張していないか

ある程度の緊張は問題ありません。

面接官の先生方も面接は緊張するものなのは知っていますし、言い間違えたからといって不合格になることはないでしょう。

しかし、面接の受け答えができないくらい緊張してしまうようでは評価することができません。

 

緊張を和らげるためには、たくさんの練習をして自信を持つことが一番です。お子さんが緊張するタイプであれば、不安がなくなるまで練習して、たくさん褒めてあげてください。

 

・質問にきちんと答えることはできているか

大抵の場合、面接中に聞かれる質問は複雑なものではありませんし、毎年似たようなことを聞かれます。よくある質問に関しては答えられるようにしておきましょう。

かっこいいことや模範的な解答をする必要はありません。

大切なのはきちんと準備している姿勢を見せることです。

 

以下に頻出質問をまとめましたので参考にしてみてください。

・なぜ〇〇高校を志望するのか

・自己PR

・自分の長所・短所、また短所の克服方法

・高校生になったら何をしたいか(今後の展望)

・最近のニュースに関する話題

・尊敬する人物

 

などが挙げられます。

お子さんの長所・短所などは保護者様が一番知ってらっしゃると思いますので、一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

 

また、学校ごとに特色がある場合もありますので過去どのようなことを問われたのかなどの具体的な質問内容に関しては中学・塾の先生に聞いてみてください。

 

「高校側の望む生徒像」「校訓」「スクールポリシー」に関して問われることもあります。なぜその高校を志望するかの核になる部分になりえますので、お子様にそれらを知っているか尋ねてみてもいいでしょう。

その高校に入りたい理由がしっかりしていたり、高校のことをきちんと調べていたりすると好感度もあがります。

 

 

最後に

ご家庭での面接対策に関しては受験の方法や中学校のフォローの程度などによって必要な程度が異なります。 

面接の日程が近くなってきましたら、お子様に不安な点がないか聞いてみてください。不安な点があればぜひ上記に挙げた対策をしていただき、本番でお子様が力を出せるように応援していただければと思います。