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勉強お役立ちコラム

2022.10.31

教科書改訂2年目。受験勉強はどう変わる?

2021年に中学校の教科書が大幅に改定されました。それから2年目の高校入試、問題の傾向はどう変わり、どのように対策すればよいのでしょうか。今回は教育改革の内容、高校入試の問題の変化、受験勉強のそれぞれのポイントについてまとめていきます。

 

教育改革の内容

教育改革では「生きる力」を主題としています。なぜ「生きる力」で、それは具体的にどのようなものなのでしょうか。

 

「生きる力」が必要な背景は大きく次の3点です。

①変化が激しい世の中

②グローバル化

③人生100年時代

 

多くの子どもたちが、現在は存在していない職業につくと考えられています。そのため学校教育の知識だけで生きていくことは困難です。

自分自身で変化に対応したり、国や宗教など異なる背景をもつ人々と協力したり、必要に応じて学びなおしたりするような力が必要です。

このような、どんな時代でも自分で人生を切り開く力が「生きる力」です。

 

学校教育にあてはめると、「自ら学ぼうとする力」「情報を適切に活用する力」「自分の考えを他者に伝える力」などです。授業内で調べ学習やクラスメイトと話し合う時間、発表の機会が増えたのがわかりやすい例ですね。

入試問題の変化

それでは、入試問題はどのように変化していくのでしょうか。前述したような「生きる力」を測るために「読解力」「思考力」「表現力」を重視した問題が多くなるとされてい

ます。

 

教科書改定1年目である昨年の入試問題では、以下のような問題が増加する傾向がみられました。

 

・複数の資料の内容を把握させる問題

・解く手順は基本的なものだが、文章が長い問題

・正解がいくつあるかわからない選択問題

・会話から条件を整理する問題

 

つまり長い文章問題や多くの資料から「何を問われていて、どうやって答えを導くのか」を「読解」し、「思考」する力が必要なのです。今後表現力を問う記述問題も増えていくかもしれません。

 

受験勉強のポイント

変化する入試問題に対してどのように対策をすればよいのでしょうか。長い文章をたくさん読み、難しい応用問題をたくさん解けばよいのでしょうか。

 

いいえ。実は重要なのは基本的な知識の暗記や問題演習なのです。

 

都道府県や教科毎に対策すべきポイントは異なりますが、共通しているのは、基本的な知識が重要であるのは変わらないということです。

 

理由は以下の通りです

①入試では必ず基本問題から応用問題まで出題される

②基本的な知識がなければ応用問題は解けない

 

①についてです。

多くの公立高校入試では全ての受験生が同じ問題を解きますので、どの学力層の生徒さんにも順位をつけられるつくりになっています。

 

例えば、基本的な問題ばかりでは勉強が得意な受験生がみんな満点近くを得点してしまうため差がつきません。

 

そのため、基本問題から応用問題までバランスよく出題されています。まずは正答率が高い問題を確実に得点できるようにしましょう。

 

②についてです。

たしかに「読解力」と「思考力」を問う問題は増えていますが、問題を解くためには「知識」があることが大前提です。問題文を読めても答えを知らなければ得点できません。

 

逆に、問題文が長くなっているからこそ早く正確に答えることが必要になります。そのために基本的な知識を確認する問題をたくさん解いておきましょう。

 

 

 

 

もちろん全ての受験生が基本問題の演習だけでよいわけではありません。「基本問題」→「標準問題」→「応用問題」の順で、目標点にあわせた演習を行いましょう。

 

教科書改訂後の入試では主に「標準問題」と「応用問題」で読解力や思考力が問われるようになります。おそらく、「標準問題」をいかにとりきるか、が大きなポイントになるでしょう。

なぜなら、もともと「応用問題」に挑戦する受験生はある程度読解力や思考力がありますが、正答率50%前後の「標準問題」を目標とする受験生ではこの2つの力の得意不得意の差が大きいからです。

 

この話を読んでドキッとした受験生、まずはできるだけ早く基本問題を完璧にしましょう。そして模擬テストや入試の過去問を使いながら、少し長い文章の問題もたくさん解きたいですね。

 

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