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勉強お役立ちコラム
- 2021.07.12
- 全国の教育情報
生徒さんがプログラミング学習を続けてわかったこと
今回はプログラミング学習を教室で10ヶ月継続した生徒さんを見て考えることを、ベスト個別学院motto菜根教室の大谷先生に聞いてみました!
<話を聞いたひと>
● 大谷先生:motto菜根教室を担当
――プログラミングの学習をしている生徒さんは何人教室にいるんですか。
大谷:小4生が5人、小5生が3人、小6生が1人、全体で9名現在学習しています。
――生徒さんたちは、どんな風にプログラミングを学習しているんですか。
大谷:正直心配になるくらい黙々とやっています(笑)。1回の学習時間は50分ほどですが、集中を切らすことなく取り組んでいます。勉強をしているという感覚より、ゲームを動かしていることに近いのだと思います。保護者様からもいつも楽しみながら通っていますとお声をいただいております。
――ゲーム感覚で楽しめる教材と聞きました。
大谷:現在教室で使用しているプログラミング学習教材は「QUREOプログラミング教材」といいます。
この教材はAbemaTVなどのサービスを提供するサイバーエージェント社と日本最大の小学生のためのプログラミングスクールを運営するテックキッズスクールが共同開発したもので、ゲームを自分でつくりながらプログラミングの基礎を学びます。
学ぶべきプログラミングの要素を420のレッスンに分けて、一つひとつ丁寧に学習するカリキュラムが構成されていて、小学1年生から学習するを進めることができます。
一つひとつミッションをクリアしていく教材ですので、ゲームやアニメが好きなお子さんであれば自然と熱中して学習できる教材です。
――学習をはじめたときと現在とで、何か生徒さんの反応で変わったことがありますか。
大谷:以前、ロボ団というロボットプログラミングの教材で学習していた生徒さんは最初の方は学習した内容がほとんどでしたので物足りなさを感じていたようです。
しかし、プログラムが進むにつれて難易度もあがって、「あれなんでだ?」「こうしたらどうかな?」などひとり言をつぶやきながら試行錯誤しながら進めていますね。少しずつ難易度も上がっていく学習カリキュラムなので生徒さんの学年によらず進めることができています。
一見すると生徒さんが楽しそうに感じないことが私自身あったので、授業終わりに「今日どうだった?」と聞くと、生徒さんから「楽しい!」「ここが間違えて悔しかった」など前向きな反応があったので安心しました。
スモールステップで課題を次々にクリアしていくことに喜びがあるようです。今では生徒さんが学習している間は私が邪魔をしないようにそっと見守るようにしています。
――生徒さんにわからない問題があった時は先生が教えるんですか。
大谷:基本的には、はじめから教えないようにしています。プログラミングという学習の性質上、答えを教えてしまっては意味がなく、生徒さんが自分でいろいろと試していく中で正解にたどり着くことが大切です。
生徒さんがつまずいたとき、私は解決するためのヒントを出すように心掛けています。また、このヒントも教室で使用している「QUREOプログラミング教室」の教材は、教材の中でアルゴくんというキャラクターが答えてくれます。ですので、私はほとんど学習について指導することはありません。パソコンやキーボードの使い方などをはじめに教えるくらいでしょうか。
(アルゴくん)
――学習を続けた生徒さんにはどのような変化があると思いますか。
大谷:自分の希望をしっかりと伝えられるようになる生徒さんが多い印象です。学年のわりに大人っぽいお子さんが多いですね。
プログラミング教育の基本は「プログラミング的思考」を学ぶことです。これは、課題を解決するために物事を順序立てて考えることですが、日常生活の中で自然と生かされていると感じています。
プログラミング教室は、お子様本人が興味を持ち、「行ってみたい」と親御さんに仰るケースが多いようです。自分たちが子どもの頃にはなかったプログラミング教育。なかなか馴染めないところもあると思いますが、ここで身に付く「プログラミング的思考」は、他の教科を勉強する際にも役立つと言われています。
ベスト個別学院では各教室でプログラミング教室を行なっております。ご興味がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。最後までお読みいただきありがとうございました!