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2020.07.08

福島県北地域が猛暑になりやすい理由~身近な問題から理科や社会を考えよう~

7月に入り、暑い日が増えてきましたね! みなさん、元気にお過ごしですか?
今回は福島県の県北地域からお届け。教室に通ってきてくれる生徒さんたちの顔を見ると、この暑さにだいぶ参ってしまっているようで、とても心配です。

 

でもこの夏という季節は、特に受験生にとって、グンと成長できる大きなチャンスでもあります。暑さに負けず、計画的に過ごして、実りある夏にしていきたいですね。せっかくなので、この「夏」から学べるものがないか、考えてみましょう。

 

■なぜ夏は暑い?

 

「夏が暑いのはアタリマエ」

 

そう思っている方も多いのではないでしょうか。
では、どうして夏は暑いのか? 中学校で習う理科の知識で解き明かしてみましょう。

 

実は、日本の夏は小笠原気団という温かくしめった空気のかたまりが日本列島をすっぽりと覆ってしまいます。
それで高温多湿となり、晴れの日が多くなるのです。

 

 

■なぜ福島県北地域は猛暑になりやすい?

 

福島県北地域は、日本のなかでも指折りの猛暑地帯です。それはなぜでしょうか?
今度は理科社会の知識で紐解いてみましょう。

 

このあたりの地形は、ほとんどが福島盆地に含まれています。
盆地とは、川を流れる水のはたらきで土砂がたまり、加えて周りを山で囲まれた、低くて平らな土地を指します。
一方、夏の大気の流れは、通常の地形においては、陸であたためられた空気が上昇していき、海の方へ流れます。その空気が、今度は海で冷やされて、陸の方へ吹いてくる循環(海陸風)を起こしているのですが…。
盆地の場合、海から流れてくる冷やされた空気が山に遮られて入ってこない(!)のです。

 

これが、盆地がとても暑い理由の一つです。他にも高校理科(地学分野)で習うフェーン現象も関わりがあるのですが、今回ははぶきますね。

 

 

■教科書の知識は日常に繋げると理解しやすい!

 

夏、特に福島県北地域がなぜこんなにも暑いのか、わかってきたでしょうか?
そして、今回の話題は全て教科書の知識だけで説明できることに気がつきましたか?

どうしても「勉強!」というと、ペンを片手にノートとにらめっこ…と考えがちですが、学びの種は日常にいくらでもあります。
習った知識をこれまでの経験に結びつけられると、いっきにわかりやすくなりますね。
ぜひ知識を日常につなげて、効率よく頭に刷り込んでみて下さい。

 

(おまけ)地域の高校の取り組みも日常にあり!?

 

川が山間部から平野盆地に出た所には、扇状地がみられます。扇状地は水はけが良く、果樹栽培に利用されています
福島盆地も例外ではなく、梨や桃、ぶどうの生産が盛んです。
特に桃については、環境省が間に入り、伊達市ふたば未来学園高校が協力して、規格外で廃棄されてしまうものを使用し、桃スイーツを製作。
さらに保原高校がパッケージの制作を担当するという、フードロス対策のプロジェクトも実施されました。素晴らしい活動ですね!

 

愛すべき我らが福島県の高校の特徴を、少しでも知って頂けたら幸いです…!