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勉強お役立ちコラム

2020.06.16

【宮城】入試に出た小説!? 伊坂幸太郎さんの作品も出題されています。

最近、小説を読んだり映画を見たりしましたか? 家の中にいる時間が多かったので、いつもよりもそんな時間が増えた人もいるかもしれませんね。

 

実は仙台が舞台の映画や小説はけっこうたくさんあります。その中でも今回は、入試にも出題されたことのある小説家を中心に紹介をしたいと思います!

 

気に入った作品は、ぜひ手に取ってみてください。楽しみながら、受験に向けた力になるかもしれません! 学校や市町村の図書館にもきっとあるはずですよ!

 

 

<伊坂幸太郎さんの作品>

 

東北大学に通っていたということで、仙台とその周辺を舞台に描かれることが多いです。

 

『重力ピエロ』

重力ピエロ (新潮文庫)

(Amazonより)

 

仙台の街で起こる事件の謎に、二人の兄弟がせまる物語です。弟が仙台駅の地下通路の落書きを消す仕事をしています。 この記事をご覧の方のなかには、「あっ、あそこだ!」と思い当たる方もいると思います。加瀬亮さん主演で、映画化されています。

 

『アヒルと鴨のコインロッカー』

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

(Amazonより)

 

オール宮城県ロケで映画化されています。映画の中には八木山動物公園が出てきます。 「本屋で広辞苑を盗まないか」と持ちかけられるところから、物語が始まります。 「ジョーダンバット」(バスケットの神様のサインの入ったバット)など面白い小道具がたくさんでてきます。

 

『ゴールデンスランバー』

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

(Amazonより)

 

堺雅人さん主演で映画化され大ヒットしました。 映画を見てから小説を読んでみるのも、イメージが膨らみやすくていいかもしれません。 勾当台公園や定禅寺通、藤崎など仙台にお住まいの方なら一度は行ったことがある場所が出てきます。

 

『フーガはユーガ』

フーガはユーガ

(Amazonより)

 

愛子駅や地下鉄北四番丁駅付近の描写が出てきます。 このコンビニはここだ!ということも、お近くにお住いの方ならわかるかもしれません。 そして主人公である兄弟には、誰にも言えない二人だけの秘密があるのです。

 

[伊坂幸太郎]の重力ピエロ (新潮文庫)

 

 

<仙台一高にまつわる作品>

 

『青葉繁れる』

青葉繁れる (1973年)

(Amazonより)

 

仙台一高の落ちこぼれ四人組がまきおこす青春劇です。古き良き旧制高校のお話です。 作者の井上ひさしさんは2010年にお亡くなりなられています。 「ひょっこりひょうたん島」の作者で、ムーミンのテーマ「ねぇムーミン、こっちむいて…」の作詞を手がけた方としても有名です。

 

『ア・ルース・ボーイ』

ア・ルース・ボーイ (新潮文庫)

(Amazonより)

 

こちらも仙台一高が舞台になっています。井上ひさしさんがおじいちゃん世代なら、これはお父さん世代といったところでしょうか。 著者は仙台在住の佐伯一麦さんです。 仙台文学館の館長であり、仙台のタウン誌Kappo(カッポ)にてコラムの連載をなさっています。

 

『ラストレター』

ラストレター (文春文庫)

(Amazonより)

 

映画は広瀬すずさん主演で、オール宮城ロケで撮影されました。 舞台が仙台一高というわけではありませんが、作者で監督の岩井俊二さんは仙台一高の卒業生です。

 

 

このほかにも、身近な仙台を舞台にした作品はたくさんあります。

 

試験ででるかもしれませんし、楽しみながら読む力もつけられ、まさに一石二鳥ですね。ぜひ、この機会に手に取ってみてください。