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2020.05.12

【宮城】令和2年度 公立高校入試 総評

令和2年度の宮城県高校入試ついて、振り返りたいと思います。

結論からいうと、「倍率は下がったけれど、難易度は上がった」ということがいえます。

では、まず倍率からみていきましょう。

 

<出願倍率>

過去2年分と比較して、「倍率は下がった」といえます。

 

令和2年度第一次募集の出願倍率は1.03倍となりました。

平成31年度、後期日程の出願倍率が1.11倍です。

平成30年度、後期日程の出願倍率が1.15倍です。

 

なお、平成31年度までは「前期日程」「後期日程」で2回の試験がありましたが、令和2度から、「第一次募集」という形で1回のみの試験となりました。

受験人数としては後期日程がメインの試験でしたので、後期日程と第一次募集で比較しています。

 

<各高校の倍率>

令和2年度は、倍率が2倍を超える高校はありませんでした。

 

令和2年度に出願倍率が高かった高校をピックアップすると、仙台一、泉館山、仙台工業(土木)がともに1.43倍、宮城野(普通)が1.68倍となっております。

平成31年度ではどうでしょうか?

後期日程の出願倍率で高かった高校は、仙台三(普通)2.25倍、宮城農業(農業・園芸)2.06倍、宮城工業(情報技術)2.04倍です。令和2年度の倍率と比べると高倍率になっています。

 

<平均点>

表は令和2年度と平成31年度、平成30年度の平均点です。

昨年度と比較して、理科を除いて、すべての科目で平均点が下がっています。

総合点は285.7点から260.4点と、およそ25点下がりました。

「平均点が下がった」つまり、「難易度が上がった」という傾向があります。

 

<平均点を下げた理由>

理由の一つとして、「考えて解く問題」が増えていることがあげられます。

今後は、知識や技能を習得するための、暗記を中心とした勉強だけでは足りません。思考力・判断力を培うために、様々な問題に取り組む学習期間をきちんと取ることが必要です。

 

<各科目の特徴のあった問題>

◎国語

「【投書】を読み、録画しながら見たり聞いたりすることについて作文する」という問題が出題されました。資料をもとに、自身の考えを文章で表現する力が必要です。

◎英語

【会話が成立するような英作文】問題が出題されました。資料を正確に読み取り、会話の流れを掴んで、問題に則した表現をおこなう必要があります。

◎数学

第3問で【資料の読み取りと関数の融合問題】が出題されました。さらに第4問の【台形の証明】はとても難易度が高かったです。

◎社会

統計資料から、問われている設問に合致した情報を見つけ出して表現することが求められます。

◎理科

第5問で【運動と電流の融合問題】が出題されました。苦手な生徒さんの多い単元ということもあり、理科で高得点を狙っていた生徒さんはここで差がついたと思われます。

このような、宮城県の入試の傾向を押さえたうえで学習を始めましょう!

まずは、できるところからで大丈夫です。

新中3生であれば、中学1年生、2年生の範囲から復習を始めるのがおすすめです!