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勉強お役立ちコラム
- 2019.08.20
- 教室長コラム
あなたは「後回し体質」?! 3つのパターンとその対策!
メンドクサイことは、ついつい「後で」と先延ばし。
今日はもう疲れたし、息抜きにチョット遊びたいから「明日になったら本気出す」。
――そんな「後回し体質」、夏休みも終わりに近づくこの時期に後悔してしまう方……多いのではないでしょうか?
今もこれからも、やるべきことを後回しにして辛い思いをするのは避けたいものですね。
今回はこの「後回し体質」について、傾向と対策をまとめたいと思います。
まずは後回し体質の原因を、3つに分類して考えていきましょう。
①先のことを考えられていないから。
宿題をしないとどうなるかわかっていない、というケースです。先生に怒られる、恥ずかしい思いをする、成績に影響する、忘れてしまう内容が増えて結局自分が困る…など、デメリットは色々ありますね。ただし中学生以上になると、このケースは大変少数派だと思われます。
②ミスをするのが嫌だから。
「わからない問題がある」のが嫌、ミスするのが怖い、というケースです。わからなければやり方を確認して覚えればいいのですが、ミス=失敗=悪いこと、と思ってしまうと、宿題をやることに対して恐怖感や嫌悪感を感じがちになります。
③具体的なやり方をイメージできておらず、必要以上に「大変なこと」と感じるから。
何からやるか、どのくらいのペースで、どんな風にやるか、というイメージがないと、ただただ「大変そう」という思いだけが膨らんでしまいがちです。「よくわからないけど、なんだかとても大変そうなこと」を、「やってみよう!」とは思えませんよね。
①のパターンは…
後回しのデメリットとともに、「先にやるとどんないいことがあるか」という後回ししなかった場合のメリットを教えてあげることが必要です。「心置きなく遊びに行ける!」なんていうのも、立派なメリットですね!
②のパターンは…
ミスや失敗は悪いものではない、と解ってもらうことが大切です。どんな経験からも、必ず得るものがあります。「できない=弱点を発見できた=対策すべきポイントがわかってよかった!」と発想すると、気持ちが楽になります。「ミス=成長のチャンス」と捉えましょう♪
③のパターンは…
取り組みの計画を具体的に立てることが効果的です。多く見える宿題も、「1日あたりだとたったの3ページだ!」とか、「数学は帰ってからご飯までの時間にやる!」とか、「寝る前にワークを1ページずつやる!」とか、具体的になればなるほど取り組みやすくなります。
また、「後回し体質」の生徒さんへは実は、「勉強のやる気を出さない」ということがポイントになります。
どういうことかというと、心理学用語に「生理的覚醒による優勢反応の強化」というものがあります。「気合を入れると、好きなものはより好きに、イヤなものはよりイヤになる」ということです。
大好きなゲームは「やるぞー!!」と思えば何時間でも集中できるのに、勉強は「やるぞー!」と思っても休憩ばかり増えるのは、これが原因です。「勉強しよう」よりも「面倒くさい・やりたくない」が本人の中で強い場合、無理に気合を入れるほど、その強いほうの気持ちが際立ってしまうのです。
やらなきゃいけないけど、やりたくない。そんな時は、「とりあえず」と心で唱えましょう。
とりあえず、机につこう。
とりあえず、ワークを開こう。
とりあえず、このページだけやってみよう。
思いつめず、焦らず、出来ることからやっていけば大丈夫です。
「後回し体質」を改善して、もっと勉強を楽にしていきましょう♪