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2019.02.13

【歴史】年号の語呂あわせ、どれくらい知ってる? 第1回:古代編

 

歴史の年号。保護者の方々の中には「ああ、そんなのもあったね」と遠い目をしている方もあることでしょう。歴史の年号を覚えるのは作業は決して楽しい作業ではありません。筆者としては、年号を無理やり覚えるこの行為が、近年の子どもたちの社会科嫌いを助長している要因の一つではないかと感じています。しかし、だからと言って覚えないわけにはいきません。歴史の得点力は流れを頭に入れることで向上します。年号とは、暗記それ自体が目的ではなく、出来事の順序を把握するための手段なのです。ゆえに、片端からすべてを覚えていく必要はありません。要所ごとに重要な事柄のみを押さえておくだけで、流れを頭に入れることは充分に可能です。

 

今回から複数回にわたって、年号暗記のための語呂あわせの中でも特に有名なものを、解説を交えてご紹介します。あくまでも筆者が覚えているものですので、読者の皆様が知っているものとは微妙に違う場合もあり得ます。

 

           

【弥生時代】239年

2 3 9

文(ふみ)くださいね、卑弥呼より。
西暦239年、邪馬台国の女王・卑弥呼は中国に使いを送ります。当時の中国はまさに「三国志」の時代で、中国は魏・呉・蜀の各国が覇権を争っていました。その中で卑弥呼は魏に使いを送り、「親魏倭王」の金印を授けられました。この金印がいまだ発見されていないがために、「邪馬台国はどこにあったのか」「そもそも邪馬台国は日本に実在したのか」という邪馬台国論争が続いているのです。

 

【古墳時代】538年

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百済の仏にご参拝(ごさんぱい)
仏教が日本に伝えられた年代には諸説あり、歴史教科書に書かれているのが絶対に正しいと決まっているわけではありません。ただ、当時三国(高句麗・新羅・百済)に分かれていた朝鮮半島のうち百済から6世紀の後半に伝えられたというのが定説となっています。百済から外交として仏教が伝えられるよりも以前から、渡来人によって民間での信仰は徐々に広まっていたのではないかと考えられています。

 

【飛鳥時代】593年

      5 9 3

摂政の仕事、ご苦さん(ごくろうさん)。
聖徳太子は西暦593年、推古天皇の摂政となりました。その後、かの有名な「日出処の天子・・・」から始まる手紙を遣隋使に持たせ、「十七条の憲法」や「冠位十二階」の制度を整え、仏教を基本とした天皇中心の国づくりを推進しました。

 
【飛鳥時代】645年

6 4 5

無事故(むじこ)の改革、大化の改新。
西暦645年から始まった政治改革です。しばしば勘違いされることですが、「大化の改新」とは「中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我氏を滅ぼした」ことではありません。高校日本史で詳細は習いますが、この事件は「乙巳の変(いっしのへん)」といい、これ以降の一連の大規模な政治改革を総称して「大化の改新」といいます。

        
【奈良時代】701年

     7 0 1

大宝律令に慣れ始め(なれはじめ)
西暦701年公布。当時の中国・唐で使われていた律令(りつりょう)を遣唐使が持ち帰り、日本風にアレンジを加えて使用されるようになった法令です。「律」が刑罰の規定、「令」は行政上の指示命令を意味します。

 

【奈良時代】710年

7 1 0

なんときな平城京。
西暦710年、奈良に都が置かれました。唐の都・長安にならい、東西南北の直線的な道(大路)によって碁盤目状に区画された都市でした。※語呂合わせの「なんと」の部分は、のちの平安京から見て奈良の都を「南都」と称したことも意味に含まれていると思われます。あと、世代や地域によって「大きな」だったり「きれいな」だったりとさまざまです。

 

【平安時代】794年

7 9 4

鳴くよ(なくよ)ウグイス平安京。
現在の京都に都が移された年です。以来およそ千年、平安京は天皇のおわすところとして日本の中心であり続けました。「鳴くよウグイス」の部分は、『源氏物語』や『枕草子』、『古今和歌集』などに代表される雅やかな国風文化を表しており、数ある語呂あわせの中でも傑作の一つです。

 

【平安時代】894年

8 9 4

白紙(はくし)に戻そう遣唐使。
西暦894年、菅原道真の進言によって、遣唐使が廃止されました。遣唐使の目的は国際情勢の調査と大陸文化の輸入でしたが、当時の唐は政治的混乱によって衰退の一途をたどっており、航路の危険性などを理由として廃止となりました。事実、ほんの10数年後の907年に唐は滅び、小国が乱立する五代十国時代に突入します。

 

いかがでしょうか。どれくらい知っていましたか? ここまでが「古代編」です。次回は鎌倉~江戸で、近代の手前まで一気に行きますのでお楽しみに!