勉強お役立ちコラム

2019年となりました。新年の雰囲気も束の間、1月31日には宮城県の公立高校前期入試を迎えます。試験直前の今、受験生の皆さんは必死に頑張っていることでしょう。ベスト個別学院の生徒さんもさらに頑張っています！

 

さて、1月11日に「平成31年度宮城県公立高校第2回志願者予備調査」と前期選抜の出願状況が発表されました。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

 

「平成３１年度宮城県公立高等学校入学者選抜に係る第２回志願者予備調査及び前期選抜の出願状況について」

 

志願者予備調査とは、その名の通り、宮城県の公立高校を受験する生徒の志願状況がまとめられたものです。このデータをもとに、中学校や塾で進路指導などに活用されています。

 

(第１回予備調査の記事はこちら

【宮城】平成31年度公立高校入試第1回予備調査)

 

第１回の予備調査は、あくまでも仮の出願状況でした。しかし、今回の予備調査で前期選抜の正確な出願状況が明らかになりました。出願倍率についてはご存知の方も多いと思いますが、参考にデータの見方をご紹介します。例えば倍率が2.00なら2人のうち1人が合格できる、という目安です。1.50なら、1.5人に1人が合格、つまり15人中10人が合格する倍率ということです。倍率が1.00よりも小さければ、募集人数より出願者が少ない状態、いわゆる「定員割れ」であることがわかります。

 

さて、今回発表された倍率のなかで、注目の高校をご紹介します。

 

【前期選抜　出願倍率】　※表記の仕方は「出願者数 / 募集人数　倍率」です。
　柴　田　体育科　56 / 28　2.00倍
　名　取　普通科　127 / 72　1.76倍
　名取北　普通科　133 / 84　1.58倍
　宮城農　農業科・園芸科　174 / 48　3.63倍
　仙台一　普通科　489 / 64　7.64倍
　仙台二華　普通科　83 / 40　2.08倍
　仙台向山　普通科　91 / 48　1.90倍
　仙台南　普通科　163 / 84　1.94倍
　宮城工　情報技術科　30 / 16　1.88倍
　仙台工　建築科　20 / 12　1.67倍
　仙台二　普通科　308 / 96　3.21倍
　仙台三　普通科　398 / 72　5.53倍
　宮城一　普通科　106 / 60　1.77倍
　宮城野　美術科　62 / 20　3.10倍
　塩　釜　普通科　146 / 70　2.09倍
　多賀城　普通科　219 / 72　3.04倍

 

【後期選抜　第二回予備調査・志願倍率】
　宮城農　農業科・園芸科　207 / 120　1.73倍
　仙台一　普通科　604 / 320　1.89倍
　仙台東　普通科　305 / 240　1.27倍
　仙台南　普通科　389 / 280　1.39倍
　仙台三　普通科　608 / 240　2.53倍
　　泉　　普通科　384 / 240　1.60倍
　宮城野　普通科　243 / 160　1.52倍
　仙台商　商業科　518 / 320　1.62倍
　塩　釜　普通科　401 / 280　1.43倍

 

前期選抜は倍率の高かったところを中心に、後期選抜は志願者数の多いところを中心に掲載しております。自分が受ける高校が載っていない場合は、ぜひ下記リンクから探してみてください。

 

「平成３１年度宮城県公立高等学校入学者選抜に係る第２回志願者予備調査及び前期選抜の出願状況について」

 

自分が受ける高校の出願倍率を見て「倍率が高くて厳しいな」と思う人もいれば「定員割れだから大丈夫」と思う人もいるかもしれません。しかし、高校入試では何が起こるか分かりません。本番緊張してしまって本来の力が出せない可能性もあります。出願倍率を見るのは、あくまでライバルの数を把握するため。どんな倍率であろうと「全力で勉強して合格を絶対に勝ち取る」という気持ちが大切です。

 

受験の直前期にやってほしいことをいくつか挙げてみます。

 

・机の上は勉強のものだけにする。いつでも勉強できる状態を作ること
・自分がやるべき勉強の優先順位をつけること
・勉強した内容を何度も意識的に思い出す工夫をすること
（覚えたい内容のメモをいつでも見れる場所に置く、お風呂の中でその日やった内容を思い出してみる、寝る前にその日やった内容を思い出してみる、など）
・模擬試験の解き直しをして、苦手な問題形式に慣れる
・ダラダラやらない。タイマーを使って制限時間を必ずつけて、メリハリを生む

 

これらはあくまで方法論です。あとは合格するんだという皆さんの強い気持ちにかかっています。皆さんの努力が、入試本番で最大限発揮できるよう祈っています。