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勉強お役立ちコラム

2018.11.27

【宮城】平成31年度公立高校入試第1回予備調査

秋も深まり、いよいよ冬将軍の訪れを感じる季節となりました。
受験生の皆さんにとっては、受験勉強とともに、受験校選びも佳境を迎えていることと思います。

 

 

11月上旬に「平成31年度宮城県公立高校第1回志願者予備調査」が発表され、宮城県のホームページの他、地元の新聞やテレビでもニュースとして取り上げられました。
毎年、中学3年生の公立高校志願状況を集約・公開することで、受験生の進路選択に役立てるために、例年11月と1月の計2回、宮城県から公開されているものです。宮城県全域と県境近くの中学校を合わせて、計257校の中学3年生を対象に調査が実施されています。

 

詳しくはこちらをご覧ください。
宮城県 高校教育課 第1回予備調査

 

平成31年度の調査内容について、今回は全日制だけ触れていきます。

 

全日制
募集定員 14520名
志願者数 16502名
倍率     1.14倍

 

宮城県の公立高校全日制については、全体でみると既に志願者が募集定員以上となっています。
この時点で、公立高校志願の受験生は、ほかの受験生に負けないよう努力を積み重ねる必要があります。

 

予備調査時点での後期倍率の高さが目立つ高校を、いくつかだけピックアップしてご紹介します。
(志願者数/募集定員=倍率という表記になっています。)

 

白石・看護     73名/40名=1.83倍
白石工・建築    66名/40名=1.65倍
名取・普通     338名/240名=1.41倍
名取北・普通    385名/280名=1.38倍
宮城農・生活    71名/40名=1.78倍
仙台一・普通    641名/320名=2.00倍
仙台二・普通    442名/320名=1.38倍
仙台三・普通    665名/240名=2.77倍
仙台南・普通    523名/280名=1.87倍
宮城工・情報技術  70名/40名=1.75倍
宮城工・インテリア 61名/40名=1.53倍
泉・普通      428名/240名=1.78倍
宮城野・普通    264名/160名=1.65倍

 

まずは第1回調査時点での後期倍率が高い高校や、定員に対しての超過人数が多い高校をいくつか取り上げました。
前期選抜では、倍率が3倍以上という高倍率の高校もいくつか見受けられます。(仙台一・普通科の前期については、第1回調査時点で7.36倍!)
もちろん正式な倍率ではないので一概には言えませんが、第1回調査時点で希望者数が定員を超過している高校は、入試本番でも同等の倍率になることは予想されます。

 

このデータを、今後の受験勉強にどのように活かすべきか?

 

まずは、中3生にとっては、自分と同じ中学校の同級生だけでなく、『見えないライバル=他の中学校の同級生』を強く意識して受験勉強に励むことが必要です。
自分と同じ志望校を受ける『見えないライバル』たちが、「自分以上に毎日勉強しているかもしれない。自分以上に成績がいいかもしれない。」と考えて、今以上の勉強時間を確保する、改めて各科目の基礎を見直す、今までの模試を解き直す、などの行動が出来るとよいのではないでしょうか。

 

受験生にとっては、受験に臨むまでにあと3ヶ月少々という時期になりました。
まだまだ、模試や実力テストの結果をいい方に変えていける時間はあります。
そして何より、『見えないライバル』もいますが、『最大のライバル=今までの自分自身』に打ち勝つことが大切です。
毎回自己ベストを更新していけるよう、ともにゴールを目指して受験勉強に励んでいきましょう。