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勉強お役立ちコラム

2018.04.11

【教育改革】変わる「英検®️」その新しい試験方式とは?(2019/11/1訂正)

2020年に施行される教育大改革。すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、この改革で、大学入試の制度が大きく変わります。将来、大学入試をお考えなら、常に最新の情報を仕入れておかなければならないところ。特に注意しなければならないのが英語です。

 

2年後から実施される「大学入学共通テスト」(以下、「共通テスト」)では、英語の試験において「4技能評価」を導入、「外部の資格・検定試験」を活用することが決まっています。そこで独立行政法人 大学入試センター(以下、センター)が「大学入試英語成績提供システム」(以下、「成績提供システム」)を設け、参加要件を満たした資格・検定試験について、受験生から依頼があった回の成績を、大学等に提供するという流れになりました。

 

こういった教育改革に対応するため、英検®️も新しい試験方式を展開しました。それらの試験方式について簡単にご説明しましょう。

 

「英検CBT(仮)」…2018年度スタート。CBTはComputer Based Testingの略。つまり、これまでの筆記からコンピュータへ移行。そして、これまで別日で実施していた二次試験(面接)は、同日に録音式で行われることに。対象:2〜3級(年齢制限なし)

「公開会場実施(仮)」…2019年度スタート。CBTに対してこちらはPBT(Paper Based Testingの略)。一次試験は筆記試験、別日に対面式の面接を実施します。従来型と同じような方式ですが、会場が限定されます。対象:1〜3級(高3生のみ)

「1日完結型(仮)」…2019年度スタート。名称の通り、同日内で一次、二次試験まで完結させる試験方式。一次はPBT、二次試験は録音式を採用しています。対象:準1〜3級(高3生のみ)

 

この3方式で共通していることは、二次試験の受験資格が全員に与えられるということ。Speaking(会話力)がいかに重要視されているかということがよくわかりますね。

 

(2018/4/11時点)

 

(2018/12/7時点)

Photo by 公益財団法人 日本英語検定協会

 

2019年11月1日(金)、萩生田光一・文部科学相が2020年度から始まる予定だった大学入学共通テストにおける民間試験の活用を見送ることを発表しました。高校の新しい学習指導要領が実施されるのに合わせ、2024年度には共通テスト全体の見直しが予定されており、検討会議の結論はこのタイミングで反映させる方針を示しました。その場合、現在の中1生が主な対象となります。

民間試験の活用は、「読む・聞く・話す・書く」の4技能のうち、特に「話す」技能をはかるために取り入れようとした経緯がありました。しかし、数十万人が同時に「話す」試験を受けたり、それを短時間で採点したりするのが困難といった問題を解決するのが難しいとの判断から、今回の見送りが決定したとのことです。

この見送りによって、少なくとも「共通テスト」の受験のために20年度中に民間試験を受ける必要はなくなり、2020年度はこれまでと同様、大学入試センターが「読む・聞く」の2技能の試験を実施することになります。

英検®️側でも、昨年末発表した「英検2020 1 day S-CBT」、「英検2020 2 days S-Interview」、「英検CBT」、「TEAP」、「TEAP CBT」、「IELTS」の各種試験において、2020年度の実施概要(2019年度例外措置含む)や今後の対応について、一旦見直し、再度、ご案内すると発表しています。

(2019/11/1(金)訂正)

 

 

教育改革、変わる英語教育。今後、どのような展開になってくのか。ベスト個別学院では最新情報が入り次第、コラムで発信してまいります。

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