勉強お役立ちコラム

この記事では診断テストの結果の活用についてお話ししていきます。「診断テストとは何か」と「診断テストの準備」についての記事を読まれていない方はぜひそちらを先にお読みください。

リンク：【香川】診断テストってなに？中学１年生・2年生に知っておいてほしいこと

リンク：【香川】中学1年生・2年生が今からできる診断テストの準備とは？

 

受験する高校の目安を知ろう

みなさんはもう行きたい高校が決まっていますか。診断テストの結果から、今の点数で合格できそうな高校や、志望校に合格するにはあと何点必要か、ということがわかります。

 

以下に各高校の合格に必要な点数をまとめました。

合計点	高校名
220～	高松・丸亀
210～	高松第一
200～	高松商業（英語実務）
180～	三木（文理）・観音寺第一・高松桜井 坂出（普通）・香川高専
170～	高松西
160～	三木（総合）高松商業（商業）
150～	高松北・高松工芸
140～	三本松・善通寺第一・高瀬 香川中央・高松南・丸亀城西
120～	小豆島中央・観音寺総合 高松東・琴平・飯山
100～	津田・坂出工業

 

こちらはあくまで目安です。というのも、テストごとに平均点は変わりますし、実際の受験では評定も合否に大きくかかわるからです。

※県内すべての高校ではありません

※学科によって必要な点数に大きな開きがある場合のみ学科名を記しています

評定に関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

リンク：【香川県】公立高校入試の基礎知識～当日点と内申点～

 

結果を活用しよう

診断テストで思ったような結果がでなくても心配しないでください。以前の記事でも触れましたが、診断テストはゴールではありません。むしろスタートなのです。

 

診断テストで期待した通りの結果が出せる生徒さんはごくわずかです。そのため定期テストよりずっと平均点は低いのです。理由は「以前学習した内容を忘れてしまっているから」でしたね。

 

診断テストで復習が必要な教科や単元を確認し、少しづつでもいいので始めましょう。例えば平日は1日15分、休日は1日1時間復習したら…他の受験生が本格的に勉強を始める中学3年生の夏までに中学2年生なら半年、1年生なら1年半あるので、大きくリードできるのではないでしょうか。

 

もっとテストを受けよう

受験にむけて自分の実力を知り学習計画を立てるために重要な診断テストですが、残念ながら中学1年生・２年生は年に1回しかありません。また、県内で同じテストが実施されているにもかかわらず、校内の順位しかでません。実際の受験は県内の受験生全員で競うので、情報としては不十分に感じます。

 

そこで、同じ学校以外の生徒が受験する模擬テストに積極的に参加することをおすすめします。校内ではなく県内、点数や順位だけでなく偏差値まで知ることができるので、志望校の判断にはより確かな情報になります。テストの回数を増やすことで学習計画の見直しもできますね。

 

ベスト個別では、生徒さん1人1人の状況に合わせたカリキュラムを作成はもちろん、春・夏・冬休みの講習では模擬テストや、弱点に合わせた復習を集中して行います。学習計画で悩んだときにはぜひ相談にきてください！