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勉強お役立ちコラム
- 2021.07.20
- 教室長コラム
【栃木】高校の選び方ってどうすればいいの?
「高校はどうやって選んだらいいの?」
そんな悩みは受験生のみならず、中学生のお子さんをもつ保護者の方からも多く聞かれます。すでに将来なりたい職業や夢が決まっていれば選びやすいですが、色んな可能性がある中で決めかねている中学生も多いことかと思います。
では、どうやって進学先の高校を選んだらよいのでしょうか。志望校が決まっていた方が受験勉強がはかどりますし、オープンスクールに行きそびれてしまった、となんていうこともなくなるでしょう。ですから、まずは、仮でもいいので志望校を考えてみる、から始めましょう!
それではここから、志望校を考え始めるきっかけをご紹介していきます。今回は成績や偏差値ではないものに絞ってまとめています。
① 高校はどこにあるの?
「高校名は知ってるけど、どこにあるかはわからない」なんてことありませんか? そんな方は、まず近くの高校から探してみましょう。自宅から近い高校を探すには、Googleでの検索がおススメです。
(1)Googleマップで自宅の住所を検索する。
(2)自宅をマップで表示したら、住所が入っている検索窓に「高校」と入力する。
(3)自宅を中心として、近隣の高校がマップ上に表示される。
ここからさらに気になる高校のウェブサイトを検索したり、ルートを確認したりできるので活用してみてくださいね!
②通学手段は?
入学した高校には3年間毎日通うのですから、きちんとイメージしておきたいですね。Googleマップでルートを確認すると、公共交通機関(バスや電車)で通いやすい高校と通いにくい高校があることに気づくかもしれません。
乗り換えがとても多い場合や駅から遠い場合はどうしたらよいのでしょうか。
距離によっては自宅から自転車で通うという選択肢もあります。いまは電動の自転車もあり、自転車通学もかなり楽になりました。駅から高校の間だけ自転車で移動している高校生もいるでしょう。
私立高校の中には送迎バスを運行しているところもあります。学校までは距離があっても、自宅近くまでバスが来るのであれば通学が可能かもしれません。
気になった高校ならば、「遠いから通えない」と諦める前に、もうひと調べしてみましょう!
③ 制服それとも私服?
みなさんは制服と私服、どちらの方がいいですか。それぞれにメリット・デメリットがありそうですが、どちらを選ぶかは好みによるところが大きいでしょうか。
栃木の私服の学校は、公立高校では、宇都宮女子などがあります。毎日自分で選んだ服を着たい、学校でもおしゃれを楽しみたい、という人は私服の学校を選択するのもいいかもしれませんね!
④ 普通科それとも専門学科?
高校には普通科と、それ以外に電気や看護、機械や食品などといった専門学科があります。専門学科では、国語や数学といった教科以外に、その学科ごとの専門教科を勉強します。
やりたいことが決まっている場合は、専門学科に進むと、早くから専門的なことを学べて楽しいでしょう。しかし、他の道へ進みたくなったときには苦労も大きいです。オープンスクールやホームページなどでよく調べて、自分に合った学校学科を選択したいですね。
<農業に関する学科>
農業について学ぶ学科はもちろん、食品や農業機械といった学科もあります。卒業後には農業関係をはじめ製造業やサービス業に就職する人、農業関係の大学や専門学校に進学する人がいます。
※設置高校例:宇都宮白楊、鹿沼南、小山北桜、真岡北陵、栃木農業、など
<工業に関する学科>
資格の取得によって卒業後、すぐに特定の業務に携わることができるのが魅力です。例えば、「危険物取扱者」「ボイラー技士」「建築施工管理技士」「消防設備士」など、様々な資格取得が可能です。機械や電気以外にも、インテリアや土木について学べる学科もあります。
※設置高校例:宇都宮工業、鹿沼商工、今市工業、小山北桜、栃木工業、真岡工業など
<商業に関する学科>
「簿記」「情報処理」「秘書技能」「販売士」「ビジネス文書」など、商業に関する資格を在学中に取得できます。これらは幅広い業種で生かすことができるスキルです。
※設置高校例:宇都宮商業、宇都宮白楊、鹿沼商工、小山北桜、栃木商業、高根沢 など
<水産に関する学科>
漁業,海運,水産食品以外にも、ダイビングやマリンスポーツなどを学習できる学科もあります。
※設置高校例:馬頭など
<家庭に関する学科>
ファッション、服飾以外にも、子ども文化やフードデザインなどについて学習することができます。
※設置高校例:宇都宮中央女子、宇都宮白楊、鹿沼南、小山北桜、など
ほかにも、総合学科や美術科といった学科もあり、一人ひとりの可能性に則した進路を選ぶことができますよ。
さて、今回は志望校を選ぶきっかけとして、4点ほどご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 志望校選びの一助となれば嬉しいです。
高校は受験で合格することがゴールではありません。大切なことは、3年間充実した学校生活を送れること、そして、卒業後になりたい自分に近づけること。
気になる点から少しずつ調べて、自分に合った学校を見つけてくださいね!