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埼玉県の内申点の仕組み

エリア:埼玉

ベスト個別 編集部

1内申点とは?

内申点とは、中学校の先生が作成する「調査書」に記載される各教科の評定のことです。

基本的には、国語・数学・英語・理科・社会の5教科に、音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技教科4教科を加えた「合計9教科」を、それぞれ5段階で評価したものの合計点のことをいいます。

 

この調査書に記載される各教科の評定である「内申点」は受験の時の合否判定に利用されます。

令和9年度埼玉県の公立高校入試の場合、この「内申点」と当日の「学力検査の得点」、「面接試験の得点」、特色検査がある場合は「特色検査の得点」を総合的に判断して、合否が決まります。

つまり、内申点が高いということは、入試本番を「すでにアドバンテージ(持ち点)がある状態」で迎えることになり、志望校合格に向けて有利にはたらきます。

 

2今の3年生から埼玉県の調査書の様式が変更に

現在の3年生が入試を行う令和9年度入試から、高校へ提出する調査書の様式が変更されます。

新しい調査書には、各教科(9教科)の5段階の評定と総合的な学習の時間の記録のみが記載されます。

 

昨年度までは、学級活動や生徒会活動などの活動について記載する「特別活動の記録」、部活動・クラブチームの活動や検定などを記載していた「その他」、そして「3年間の欠席日数」の項目がありました。

これら「特別活動の記録」「その他」の項目も点数化され、内申点に加点されていました。

しかし、今年度から調査書の様式が変更されたことでこうした加点がなくなり、内申点は純粋に9教科の評定によって決まる仕組みへと変わります。

 

 

3埼玉県の公立高校入試での内申点の仕組みは?

埼玉県の公立高校入試では、中学1年生から中学3年生までの評定(成績)が内申点の計算に使われます。

各学年の内申点の対象は次の通りです。

 

 

1年の内申点

中学1年生の1~3学期(前期・後期)の評価をもとに算出される中学1年生の学年評定

2年の内申点

中学2年生の1~3学期(前期・後期)の評価をもとに算出される中学2年生の学年評定

3年の内申点

中学3年生の1・2学期の評価をもとに算出される評定

(2学期制の学校は前期の成績に後期(12月まで)の成績を加味して算出)

 

 

これらの評定は単純に合計されるわけではなく、各高校が定めた「学年間比率」に基づいて計算されます。

 

例えば、中学1年生から3年生までの9教科の内申点がすべて27だったAさんの場合を考えます。

Aさんの内申で学年間比率が異なるS高校のとM高校を受験する場合の内申点は次の通りです。

 

 

Aさんの内申点1年:27点2年:27点3年:27点

S高校

(比率)

1年:2年:3年=1:1:2

1年:27点

2年:27点

3年:27×2=54点  Aさんの内申点:27+27+54=81

M高校

(比率)

1年:2年:3年=1:2:4

1年:27点

2年:27×2=54点

3年:27×4=108点Aさんの内申点:27+54+108=189

 

 

このように志望する高校によって内申点の学年間の比率が異なります。

自分の内申点を考える際は、各高校が出している選抜基準の調査書の学年間比率を確認してみましょう。

 

また、多くの学校では学年が上がるにつれて比率が高くなり、特に3年生の成績が大きく影響する傾向にあります。

とはいえ、1・2年生の内申点も確実に計算のベースとなるため、今の自分の学年で良い成績をとれるよう頑張ることはとても大切です。 

 

 

4内申点を上げるためには

1年生でも2年生でも、もちろん3年生でも学校の学習に一生懸命取り組むことはとても重要です。

その結果として、良い成績を取ることができ、内申点を上げることにつながります。

特に内申点に関わる各教科の共通する評価ポイントは次の通りです。

 

・定期テストで良い得点を目指す。
5教科だけでなく、技能教科もしっかりと対策を行い、良い得点を目指しましょう。

 

・授業中に行われる小テストや単元テストなどでも気を抜かない。
定期テストだけでなく、漢字や英単語の小テスト、単元ごとの確認テストの点数も非常に大切です。

 

・提出物をきちんと期限内に提出をする。
テスト前に出される課題や、日々の授業で提出するノートやプリントなどは、丁寧に取り組んで必ず提出しましょう。 

 

・忘れ物をせず、授業に真剣に積極的に取り組む。
5教科の授業も技能教科も、授業に取り組む姿勢も見られています。

 

 

その教科の授業に関わるものすべてが、「学習評価」につながります。

定期テストの勉強だけでなく、普段の授業から手を抜かずに取り組んでいくことが内申点アップの鍵です。

これからの取り組み次第で、この後の成績を十分伸ばすことはできます。

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