埼玉県本庄市にある私立・本庄第一高等学校。
「女子サッカーや剣道で全国制覇の経験があるスポーツ強豪校」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
もちろんそれも大きな魅力ですが、本庄第一の本当の良さは、その輝かしい実績の裏にある「日々の学校生活の仕組み」と「多様な環境」にあります。
今回は、地元の受験生や保護者の皆さまに向けて、本庄第一高校がどんな学校なのか、そのリアルな姿をお伝えします。
1目標に合わせて選べる「3つの類型」と、確実な学習管理
本庄第一の普通科では、生徒の学力やライフスタイル、将来の目標に合わせて3つのクラス(類型)が用意されています。
・S類型: 国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指し、一般受験に向けた勉強に特化するクラス。
・AⅠ(エーワン)類型: 勉強と部活動の双方で高い目標を持ち、文武両道を目指すクラス。入学時の状況に合わせて「アドバンス」「スタンダード」の2つのクラスに分かれて学びます。
・AⅡ(エーツー)類型: 日々の基礎学力を丁寧に定着させながら、部活動やそれぞれの可能性をバランスよく伸ばし、多様な進路選択を目指すクラス。
全員が一律のペースで進むのではないため、それぞれの類型に合わせたカリキュラムと、学校内での丁寧な学習管理の仕組みによって、忙しい日々の中でも勉強を確実に定着させることができます。
また、スポーツ等の推薦で入学した生徒であっても、定期テストの基準や評価は一般の生徒と全く同じ。
部活でどれだけ忙しくても「日々の定期テスト対策」をしっかり頑張ることが大前提となっています。
だからこそ、学校全体に「部活もやるけれど、勉強も置いていかれないようにする」という、良い意味での心地よい緊張感が流れています。
2「わからない」を置き去りにしない、手厚い学習サポート
「部活が忙しくて塾に通う時間がない」「高校の勉強についていけるか不安」という生徒に対して、学校側がチームでサポートする仕組みが整っているのも本庄第一の大きな特徴です。
単に「自習室があるから各自で頑張るように」と生徒任せにするのではなく、以下のような具体的なフォロー体制が用意されています。
・放課後の指名制補習と希望制講習
日々の小テストや定期テストの結果、理解度が不足している生徒を対象に、放課後に先生側から声をかけて集める「指名制の補習」をきっちり実施。
一方で、上位大学を目指す生徒向けには放課後や長期休暇中の「希望制講習」も充実しています。
・いつでも質問できる「質問カウンター」
職員室の前には、オープンな質問カウンターが物理的に設置されています。
放課後にその日の授業の疑問をすぐ先生に聞きに行けるアットホームな環境が作られています。
・ICT(スタディサプリなど)の活用
全校でオンライン学習ツールを活用しており、先生からの課題配信や進捗管理が行われています。
部活で帰宅が遅くなっても、隙間時間にスマホやタブレットで確認テストや講義動画を見られるため、効率の良い家庭学習を学校がナビゲートしてくれます。
3運動一色じゃない!「本気」を応援する学校の活気
女子サッカー部や剣道部、野球部などが全国区で有名ですが、一方で文化部の活動もとても盛んです。
地域イベントなどで圧巻のパフォーマンスを披露する「書道部」や、高い実績を残している「美術部」など、それぞれの分野で「本気」を形にしている仲間が身近にいる環境が、学校全体の活気を作っています。
スポーツでも文化活動でも、身近に高い目標に向かって努力している仲間がいる──。
この環境こそが、本庄第一の大きな強みです。
運動が苦手な子や、自分の好きな分野を極めたい子にとっても、お互いの「本気」を認め合い、応援し合える土壌が整っています。
4埼玉・群馬の「県境」だからこその多様性と出会い
本庄市という立地ならではのユニークな特徴が、通学してくる生徒たちの多様性です。
広範囲を網羅するスクールバスが充実していることもあり、埼玉県内(秩父・寄居・深谷・熊谷など)からはもちろん、群馬県(高崎・伊勢崎・太田・藤岡など)からも非常に多くの生徒が県境を越えて通学しています。
さらに、強豪部活を狙って遠方から越境入学してくる生徒もいるため、地域の枠を超えた広い視野を持った仲間と日常的に出会うことができます。
地元エリアにいながら、新しい価値観や全国レベルの刺激に触れられるのは、本庄第一ならではの環境と言えます。
5中学生のうちに準備したい、家庭学習の「型づくり」
本庄第一高校のような、部活も勉強もスケジュールが非常にタイトになる私立高校を目指す場合、中学生のうちに身につけておきたいのは「隙間時間を活かして自分で学習をコントロールする力」です。
高校では中学校よりも授業のスピードが速くなり、提出物や小テストの量も増えます。
「テスト前だけまとめて頑張る」というやり方では、部活との両立は難しくなってしまいます。
だからこそ、中学生のうちから次のような行動を少しずつ練習し、自分なりの学習の型を作っておきましょう。
・英単語や漢字を短時間で「毎日確認する」
暗記科目をテスト前に力技で詰め込むのは、高校に入ると通用しなくなります。毎日10分で構いません。
スマホを見る時間を少しだけ削って、英単語帳や漢字ドリルをペラペラとめくる時間をルーティンにしましょう。
短時間でも「毎日触れる」という積み重ねが、のちに大きな差となって返ってきます。
・数学の途中式を「書く習慣をつける」
頭の中だけで計算してケアレスミスをしたり、間違えたときに「どこで計算がズレたのか」が分からなくなったりしていませんか?
ノートに途中式をしっかり残すクセをつけておくと、自分のつまずきポイントが一目で分かるようになり、高校数学の複雑な問題を解くときの強力な武器になります。
・分からない問題をそのままにせず「質問する」
「あとで調べよう」と思った疑問ほど、そのまま忘れ去られてしまうものです。
学校や塾のワークで解説を読んでもピンとこなかった問題には付箋を貼っておき、その週のうちに先生に質問して解決するクセをつけましょう。
疑問を翌週に持ち越さないスピード感が、勉強の遅れを防ぐ一番の予防策です。
中学生のうちからこうした学習習慣の土台を作っておくことが、高校入学後の充実した3年間にそのまま直結します。
6まとめ
全国レベルの部活動で有名な本庄第一高校ですが、実はそれと同じくらい、一人ひとりに寄り添う手厚い学習環境が整っています。
大好きなことに全力で打ち込みながら、学校の手厚いサポートで学力を蓄え、次の進路へと自信を持って羽ばたいていく──。
そんな、3年間で強さと知性をバランスよく育てられる「文武両道の伝統」が息づく学校です。
高校3年間で、部活も勉強も妥協せずに自分を成長させてみたい。
そんな受験生にとって、最高の挑戦の舞台になってくれるのではないでしょうか。
ベスト個別では、お子さまの目標やライフスタイルに合わせて、定期テスト対策や高校選び、無理のない学習計画づくりを一緒に行っています。
学校名やイメージだけで決めるのではなく、「高校に入ってからどう学び、どう成長したいか」を一緒に整理していきましょう。
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