「伊勢崎高校って、地元ではよく聞くけれど、実際どんな高校なの?」
伊勢崎市で高校選びを進めると、群馬県立伊勢崎高校、いわゆる「伊高(いたか)」が候補に入るご家庭も多いのではないでしょうか。
伊勢崎高校は、単に「伊勢崎市にある普通科系の高校」と見るだけでは、少しもったいない学校です。
公式サイトを見ると、近年の伊勢崎高校は、進学指導に加えて、探究活動、地域とのつながり、国際的な学び、デジタルクリエイティブの機会など、かなり特色のある取り組みを行っています。
今回は、伊勢崎市の保護者様向けに、伊勢崎高校の特徴を「地元の高校選び」という視点で整理します。
1伊勢崎高校には、普通科とグローバルコミュニケーション科があります
伊勢崎高校には、普通科とグローバルコミュニケーション科があります。
学校公式サイトでは、普通科について「難関国公立大学から私立大学まで幅広い進路希望に対応」と紹介されています。
一方、グローバルコミュニケーション科は、国際社会で活躍できる資質を身につけた人材の育成を目指す学科として紹介されています。
ここで確認したいのは、「普通科か、グローバルコミュニケーション科か」という名前だけではありません。
お子さまが、英語や国際的な学びに強い関心を持っているのか。
幅広い教科を学びながら進路を考えたいのか。
大学進学を見据えたとき、どの学び方が合いそうか。
説明会では、学科ごとの授業内容、英語活動、進路の違いを確認してみましょう。
2伊勢崎高校らしさは「iTanQ」と「蒼穹」にあります
伊勢崎高校を語るうえで外せないのが、探究活動です。
公式サイトでは、総合的な探究の時間「蒼穹」を中心とする探究活動「iTanQ」が紹介されています。
伊勢崎高校は、SAH(Student Agency Highschool)指定校として、「学校を越えて社会で生きる力」を育てることを学校教育活動全体の共通目標に位置づけていると説明しています。
特に印象的なのは、探究活動のテーマが、教室内の調べ学習だけにとどまっていない点です。
公式サイトには、伊勢崎市内の企業による1学年向けのインターンシップ企業説明会や、探究型インターンシップ、スタディツアー、全国の高校生・中学生・大人と交流するiTanQの取り組みが掲載されています。
「調べて終わり」ではなく、地域や社会へ出て、人に会い、自分の問いを深める学びが、伊勢崎高校の大きな特徴です。
3注目したいポイント:伊勢崎市内34社との企業説明会
特に注目なのは、1学年のインターンシップ企業説明会です。
伊勢崎高校公式サイトによると、1学年を対象に行われた説明会では、伊勢崎市内の34社の企業が来校し、経営理念、業務内容、仕事のやりがいなどを説明しています。
これは、地元の高校ならではの強みです。
伊勢崎市で暮らす中学生にとって、「地域にどんな仕事があるのか」「自分の将来と地元の産業がどうつながるのか」を高校1年生の段階から考えられる機会になります。
単に大学進学実績を見るだけでなく、「この高校では、子どもが地域や社会とどのように出会えるのか」という視点でも見てみるとよいでしょう。
4「机上の学びにとらわれない」タイプの子に合う可能性があります
伊勢崎高校の探究活動では、先輩が後輩へ自分の探究プロセスを語る取り組みも紹介されています。
例えば、「国境を超える伊勢崎の味」「剛志駅から地域の活性化」「盲導犬と歩く自由」「伊勢崎市内の体育の授業の二極化を解決したい」といったテーマが掲載されています。
この並びを見ると、伊勢崎高校の探究はかなり具体的です。
地域の食、駅、福祉、学校生活。どれも、伊勢崎市の中学生にとって身近なところから始まるテーマです。
「正解を覚える勉強」だけでなく、「自分で問いを立てて動いてみたい」「地域や社会のことを考えたい」「人前で発表する経験を積みたい」というお子さまには、伊勢崎高校の学びが合う可能性があります。
一方で、自分から動く場面が多いからこそ、受け身で過ごしたいタイプのお子さまには、最初は戸惑いがあるかもしれません。説明会や文化祭では、生徒の発表や活動の雰囲気をよく見ておきたいところです。
5tsukurun ITAKAにも注目したい
伊勢崎高校は、「tsukurun GUNMA」のサテライト校になっていることも案内されています。
tsukurunは、群馬県が進めるデジタルクリエイティブ人材育成の取り組みです。
伊勢崎高校では「tsukurun ITAKA」として案内が出ており、デジタル分野に関心のある生徒にとって、学校内外の学びにつながる可能性があります。
参考URL:https://gunma-tsukurun.jp/
実際に、伊勢崎高校の生徒グループが「tsukurun デジタルクリエイティブコンテスト2025 後期」の中学生・高校生カテゴリ、デジタル映像部門でグランプリを受賞したことも紹介されています。
「英語や探究だけでなく、デジタル表現や映像制作にも触れられる高校なのかもしれない」という見方ができます。
プログラミング、映像、デザイン、探究活動が好きなお子さまは、説明会で具体的な活動内容を聞いてみるとよいでしょう。
6進路面では、地元国公立大から首都圏私大まで幅があります
伊勢崎高校の公式サイトには、国公立大学や私立大学の合格状況が掲載されています。
令和7年度の情報では、群馬大学、高崎経済大学、群馬県立女子大学、群馬県民健康科学大学、前橋工科大学など、群馬県内や近隣の国公立大学への合格実績が示されています。
また、青山学院大学、上智大学、東京理科大学、法政大学、東洋大学、日本大学、文教大学などの私立大学合格状況も掲載されています。
ここで大切なのは、学校名だけを見ることではありません。
伊勢崎高校は、探究や英語活動だけでなく、進路指導室、早朝補習、放課後補習、夏期・冬期補習、土曜日のプログラムなど、学習を支える仕組みも紹介しています。
「やりたいことを探す活動」と「大学進学へ向けた学習」の両方をどう両立しているのか。ここは、説明会でぜひ確認したいポイントです。
7説明会で見たい、伊勢崎高校チェックポイント
伊勢崎高校を見学するときは、次の点を確認してみてください。
1. 探究活動の発表を
iTanQや蒼穹の魅力は、資料だけでは分かりにくい部分があります。
生徒が自分の問いや経験を、自分の言葉で話しているか。聞いているお子さまが「自分もやってみたい」と思えるか。そこを見てみましょう。
2. 普通科とグローバルコミュニケーション科の違い
授業内容、英語活動、進路指導、クラスの雰囲気など、学科による違いを確認しましょう。
「英語が好きだからグローバルコミュニケーション科」とすぐ決めるのではなく、学び方や進路との相性を見ることが大切です。
3. 部活動・行事・探究の忙しさ
伊勢崎高校は活動の幅が広い学校です。
お子さまが部活動も頑張りたいのか、探究活動に力を入れたいのか、大学進学へ向けた学習時間をどう確保するのか。高校生活のバランスをイメージできたら最高です。
4. 通学と生活リズム
伊勢崎市内から通う場合でも、自宅から学校までの距離、雨の日の移動、部活後の帰宅時間は確認が必要です。
高校生活は3年間続きます。学びたい内容と、無理なく通える生活リズムの両方を考えましょう。
8伊勢崎高校を目指すなら、中学生のうちに育てたい力
伊勢崎高校に関心があるお子さまは、定期テストの点数だけでなく、次の力も意識しておくとよいでしょう。
・自分の興味を言葉にする力
・人の話を聞いて、質問する力
・調べたことをまとめて発表する力
・英語や国語で文章を読む力
・数学や理科で筋道を立てて考える力
探究活動が盛んな高校ほど、基礎学力は土台になります。自分の考えを深めるためには、教科の知識や読解力、表現力が必要です。
ベスト個別では、中学生一人ひとりの目標に合わせて、定期テスト対策や高校受験へ向けた学習計画を一緒に考えます。
「伊勢崎高校が気になるけれど、今の成績で何から始めればよいか分からない」「探究や英語に興味がある子に、どんな勉強をさせればよいか知りたい」というときは、まずはお話を聞かせてください。
伊勢崎高校のように、学びの幅が広い学校を目指すからこそ、中学生のうちから一つずつ「できる」を増やしていきましょう。
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