「昔の授業と、今の授業は少し違う気がする」
お子さまの学校での話を聞き、そう感じる保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
近年の学校教育では、知識を覚えることに加えて、自分で疑問を持ち、情報を集め、考えたことを表現する力も重視されています。
そのような学び方の一つが「探究学習」です。
探究学習は、特別な研究をすることだけではありません。
群馬県で暮らす中学生にとっては、身近な地域や日常生活が学びの入口になります。
1探究学習は「自分で問いをつくる」学びです
通常の問題では、先生や教科書から問いが示され、正しい答えを考えます。
探究学習では、自分自身で疑問や課題を見つけるところから始まります。
情報を集めて整理し、考えたことをまとめ、発表や文章で伝えます。
調べた結果、新たな疑問が生まれれば、さらに学びを深めていきます。
例えば、群馬県の夏が暑くなりやすい理由を調べるとします。
気温のデータを調べるだけでなく、地形、風、土地の使われ方、暮らしへの影響、熱中症対策など、さまざまな視点へ学びを広げられます。
理科や社会で習った知識が、身近な地域の課題とつながります。
2探究学習で育つ3つの力
1. 情報を集め、確かめる力
インターネットには多くの情報がありますが、すべてが正しいとは限りません。
誰が発信した情報か、いつ作られた情報か、ほかの資料と一致しているかを確認する必要があります。
この力は、学校の勉強だけでなく、将来さまざまな判断をするときにも役立ちます。
2. 自分の考えを言葉にする力
調べた情報を並べるだけでは、探究にはなりません。
情報を比較し、「自分はどう考えるか」「なぜそう考えるか」を言葉にします。
作文、面接、発表などにもつながる力です。
3. 正解が一つではない課題に向き合う力
地域や社会の課題には、簡単に正解を出せないものがあります。
一度でうまくいかなくても、別の方法を試し、ほかの人の意見を聞きながら考え直す経験が大切です。
失敗を恐れずに学び続ける力につながります。
3家庭では、すぐに答えを教えなくても大丈夫です
お子さまから質問されると、正しい答えを教えたくなりますよね。
ですが、探究する力を育てるためには、「どうしてそう思ったの?」「どこを調べたら分かりそう?」「別の考え方はあるかな?」と問い返すことも効果的です。
保護者様が答えを知らなくても問題ありません。
一緒に市や県の公式ホームページを探したり、図書館で資料を調べたりすること自体が学びになります。
4定期テストの勉強も、探究する力の土台になります
探究学習が大切だからといって、教科書の知識や定期テスト対策が必要なくなるわけではありません。
自分の疑問を深く考えるためには、言葉、計算、歴史、科学などの基礎知識が必要です。
「この公式は何に使えるのだろう」「なぜこの出来事が起きたのだろう」と少し立ち止まって考えるだけでも、覚える勉強が理解する勉強へ変わります。
5群馬県の身近な疑問から、学びを始めてみましょう
群馬県には、探究の入口になる題材がたくさんあります。
・なぜ群馬県では風が強い日があるのか
・地域によって盛んな産業が違うのはなぜか
・自動車に頼らず暮らしやすい地域にするにはどうすればよいか
・少子化は学校や地域にどのような影響を与えるのか
大切なのは、立派な答えを出すことではありません。
「知りたい」と思ったことを、自分で調べ、考え、誰かへ伝える経験です。
ベスト個別では、お子さまが目標を見つけ、自分から学習を進められるよう、一人ひとりに合った計画を一緒に考えます。
日々の勉強で身につけた知識を、身近な疑問や将来の目標へつなげていきましょう。
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