「高校は、普通科から選ぶものだと思っていた」
高校選びを始めた保護者様から、このような声を聞くことがあります。
群馬県内には普通科だけでなく、農業・工業・商業・福祉などを専門的に学べる高校や、幅広い科目から自分の興味に合わせて学ぶ内容を選べる総合学科の高校があります。
学校名や偏差値だけで選ぶのではなく、「高校で何を学ぶか」まで考えると、お子さまに合う進路が見つかるかもしれません。
1普通科・専門学科・総合学科は、学び方が異なります
普通科では、国語・数学・英語などの普通教科を中心に幅広く学びます。大学進学を考えている場合にも、多様な進路へ対応しやすい学科です。
専門学科では、普通教科に加えて、特定の分野に関する知識や技術を学びます。実習や資格取得に取り組める学校もあり、興味のある分野を高校段階から深く学べることが特徴です。
総合学科では、普通科目と専門科目の両方から、自分の興味や進路希望に合わせて学ぶ科目を選びます。自分で将来を考えながら学習計画を組み立てる力も必要になります。
どの学科が優れているということではありません。お子さまが何に興味を持ち、卒業後にどのような道へ進みたいかによって、合う学科は変わります。
2「就職するなら専門学科」とは限りません
専門学科について、「卒業後は就職する人が行く学校」という印象を持つ方もいるかもしれません。
しかし、専門学科から大学や専門学校へ進学する道もあります。高校で学んだ分野をさらに深める進学先を選んだり、取得した資格や実習経験を生かしたりすることもできます。
反対に、普通科へ進学した後で就職を選ぶこともできます。
大切なのは、学科名だけで卒業後の進路を決めつけないことです。各高校が公開している進路実績や教育課程を確認し、お子さまが希望する進路へつながる学びがあるかを見てみましょう。
3学科を選ぶ前に確認したい3つのこと
1. 授業内容に興味を持てそうか
専門的な授業は、高校3年間継続して学びます。「資格が取れそう」「就職に有利そう」という理由だけでなく、実際の授業や実習に興味を持てるかを確認しましょう。
学校説明会や体験入学では、授業内容、実習設備、生徒の作品などを見ることができます。お子さま自身が体験することで、向き不向きを考えやすくなります。
2. 卒業後の進路にどのような選択肢があるか
就職先の業種、大学や専門学校への進学状況、取得を目指せる資格などを確認します。
まだ将来が決まっていない場合は、進路変更に対応しやすいかという視点も大切です。卒業生がどのような道へ進んでいるかを見ると、その学科で広がる選択肢が分かります。
3. 入学後、必要な学習に取り組めるか
専門学科にも、国語・数学・英語などの学習はあります。専門分野の勉強や実習だけを頑張ればよいわけではありません。
高校入試に向けた勉強はもちろん、入学後も基礎学力が必要です。気になる高校が見つかったら、必要な学力や内申点を確認し、今の学習計画へ落とし込みましょう。
4親子で「何を学びたいか」を話してみましょう
中学生の段階で、将来の仕事を一つに決める必要はありません。
まずは、好きな教科、夢中になれる活動、得意なこと、苦手だけれど挑戦したいことを親子で話してみましょう。
「ものを作ることが好き」「人と話すことが好き」「パソコンを使うことが好き」など、日常の小さな興味が学科選びのヒントになります。
学校名から探すだけでなく、学びたい内容から高校を探すことで、お子さまが前向きに通える学校と出会いやすくなります。
5群馬県での高校選びを、今の学習につなげましょう
志望する学科が見つかると、受験勉強の目的も具体的になります。
ベスト個別では、お子さま一人ひとりの目標と現在の学習状況を確認し、必要な学習計画を一緒に考えます。
「興味のある学科はあるけれど、どの高校を目指せるか分からない」「志望校に向けて、今から何を勉強すればよいか知りたい」というときは、まずはお話を聞かせてください。
高校でやりたいことを、お子さまの今の「できる」へつなげていきましょう。
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