広島県の公立高校は、2023年度から入試の制度を変更しています。
今の入試の制度を知ることで中学1年生から高校進学のためにおさえておきたいポイントをみていきましょう!
県内の公立高校はすべて同じ条件となっています。広島市、東広島市、福山市など地域によってかわることはありません。
1① 合否の仕組み(試験は1回だけ)
広島県の公立高校入試について、変更前は選抜Ⅰ・Ⅱと2回の試験がありました。
しかし、変更後は受験生は公立高校の試験は1回のみとなります。
その中で、当日の筆記試験、自己表現、内申点の総合点を踏まえて特色選抜と一般選抜で合否が決定します。
・筆記試験は主要五教科(国・数・英・理・社)になり1教科50点満点で合計250点満点
・内申点は255点満点(計算方法などは後ほどご説明します)
・自己表現は点数30~45点満点(具体的な点数は明記されていません)
これらの点数を、一般選抜の場合は「筆記試験:内申点:自己表現=6:2:2」という比率で換算して判定を行います。
特色選抜におけるこの比率は、高校ごとに異なります。
試験実施後に、まずは特色選抜で判定をし、その後に一般選抜で合否を判定します。
2② 内申点について
内申点225点満点の考え方については以下の通りです。
・1教科ごとに1~5で評価
・9教科あるため合計で1学年あたり45点満点
・中1・中2の内申点は『獲得点数×1倍』となり、合計で90点満点
・中3の内申点は『獲得点数×3倍』となり、合計で135点満点
・中1~中3の合計で225点満点
中1・中2のときに少し評定が悪くても、ある程度中3で巻き返しができる仕組みになっています。
人気の高校や偏差値の高い高校を目指す場合は、中1からしっかり評定を取っておいた方がいいですね!
ちなみに、内申点は通信簿の点数から換算されています。
通信簿の1~5の数字をみて一喜一憂する方も多いですが、大切なのは観点別の評価A~C評価です。
3観点:『知識・技能』 『思考・判断・表現』 『主体的に学習に取り組む態度』
例えば、Aが3つの場合の評定は4~5、Aが2つとCが1つの場合の評定は3になります。
定期テストの点数だけが評価になるわけではありません。
授業の態度や提出物、都度の小テストなども評価項目となるので日々の授業を大切していきましょう。
3③ 自己表現について
面接ではない新しい受験制度として、広島県では2023年度に自己表現を取り入れています。
2~3名の面接官がそれぞれ15点分を持っているので、自己表現の点数はおよそ30~45点分となります。
自己表現は単に面接のように質問に答えるものではなく、「自分が中学校生活で力をいれたこと」「夢中になったこと」などを自分の言葉で話せるかがポイントになります。
一つのことに集中するのもいいですし、色々なことに目を向けるのもいいことです。それらを自分の言葉で話せることが大切ですね。
4まとめ
単に本番までに学力を伸ばしておけばいいという受験から、中学3年間の過ごし方も見られていくものに変わっています。
中1・中2のうちは勉強や部活だけに偏らないように、そして評定を気にしながら過ごして、早めに志望校を見据えられるようにしましょう。
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