【令和8年度】山形県公立高校入試を徹底分析!思考力・表現力が問われる全国屈指の「記述型入試」|勉強お役立ちコラム|ベスト個別
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【令和8年度】山形県公立高校入試を徹底分析!思考力・表現力が問われる全国屈指の「記述型入試」

ベスト個別 編集部

山形県の公立高校入試は、全国的な「思考力・記述力重視」の流れを牽引する非常に特徴的な出題傾向を持っています。

単に選択肢を選んだり知識を答えさせたりする問題が少なく、「なぜそうなるのか」「どのように考えたのか」というプロセスや理由を自分の言葉や数式で表現させる問題が全教科に配置されています。

 

この記事では、教科ごとの具体的なトピックと、合格に必要な攻略法を詳しく解説します。

山形県が公開している「小問ごとの正答率」と「配点」データを私たちが独自に集計し、全教科の平均点を徹底解析しました。

 

 

1各教科の平均点

山形県が2026年4月に公開している令和8年度入試の各教科平均点は、以下のようになっています。

 

国語 68.1点

社会 57.8点

数学 54.1点

理科 61.8点

英語 60.0点

 

令和8年度(2026年度)山形県公立高等学校入学者選抜学力検査の概評について

 

令和8年度(2026年度)山形県立入試問題はこちらのサイトから見ることができます。

 

 

2【各教科の出題トピックと分析】

【国語】大問1から大問5までの5部構成:現代問題と古典を融合させた「探究型」

特徴・注目点

小説、説明文、古文、実用文、表現作文(200〜240字)の全5問構成です。

説明文では「タイパ(タイムパフォーマンス)」を意識する現代人の時間感覚とミヒャエル・エンデの『モモ』を比較考察させる問題が出題されました。

最後の作文でも「高校生の社会参加意識」のグラフ資料から読み取ったことと自身の意見を論理的に整理させるなど、高度な思考・表現力が求められます。

 

【数学】大問1から大問4までの4部構成:途中経過や理由まで問う超・思考力型

特徴・注目点

計算(大問1)から図形(大問4)まで網羅されていますが、大問1の二次方程式で「解き方も書くこと」と途中式を求められるなど、過程の記述が重視されます。

 

最難関・大問3(駅伝問題)

A・B中学校の5区・6区の選手たちの走り(スタート時刻、地点、残りの距離など)から、2人の距離の差(y)と時間(x)分の関係を自力でグラフ化・立式させる一次関数の文章題が出題されました。

時間差で4人の動きが交錯し、タスキリレーの瞬間にグラフの傾きが変わるため、複雑な状況を数式化する高度な処理能力が必要です。

 

【社会】大問1から大問6までの6部構成:全国屈指の記述量!条件付き論述で差がつく

特徴・注目点

地理(大問1・2)、歴史(大問3・4)、公民(大問5・6)の全6問構成で、短文記述の出題数が極めて多い教科です。

東南アジアの賃金比較から「日本企業が進出する理由(低い賃金で雇えるから)」を書かせたり、地租改正(「地価」「現金」)、地方交付税交付金(「格差」)など、指定語句を使って文章を組み立てさせる条件付き記述が連発されました。

 

【理科】大問1から大問8までの8部構成:実験の背景・理由・作図を問う「本質理解」重視

特徴・注目点

生物・地学・化学・物理から小・大問あわせて8問の細やかな構成です。

大問3の雲の発生実験で「仮説検証のための追加実験の条件」を選ばせたり、固体のロウが液体のロウに沈む理由を「密度」を用いて説明させたりする問題が出題されました。

科学的現象の仕組みを根本から理解しているかが問われます。

 

【英語】大問1から大問5までの5部構成:読解・リスニング・記述すべての「高いアウトプット力」

特徴・注目点

リスニング(大問1)、対話文(大問2)、グラフ対話文(大問3)、長文(大問4)、自由英作文(大問5)の5部構成です。

大問3の「日本の盆栽(bonsai)の輸出増加」といった実用的なテーマに加え、大問4の長文読解後の対話補充問題では、本文を踏まえて自分の言葉で4語以上の英文を書かせるなど、読んだうえで適切に発信する力が求められます。

 

 

3【山形県入試を攻略するための3つの学習ポイント】

数学「関数文章題」の克服:ダイヤグラムを自力で描く練習

大問3の駅伝問題のような複雑な文章題を攻略するには、問題文の条件を時間軸と距離軸のグラフに自力で描き起こすトレーニングが必須です。

関数の様々なタイプの問題に触れ、速さや時間を整理し、グラフの傾きや切片の意味を視覚的に捉えて立式する練習を重ねましょう。

 

「なぜ?」を常に言語化する習慣をつける

社会の歴史的出来事や理科の実験結果、数学の解法に対して、「なぜその結果や式になるのか?」を日頃から言葉で説明・メモする習慣をつけることが最大の記述対策になります。


「問題文の指定・条件」に敏感になる

山形県の記述問題は「〜という語句を用いて」「〜をふまえて」という条件が多く設定されています。
条件を読み飛ばさずに正確に文章へ反映させるトレーニングを徹底しましょう。

 

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