こんにちは!ベスト個別です。
中学校の三者面談が近づいてくると、避けて通れないのが「高校選び」の話題ですよね。
「まだ将来の夢が決まっていないから、とりあえず普通科に行っておけば安心かな…」そう考えている保護者さまも多いのではないでしょうか。
もちろん、それも一つの正しい選択だと思います。
一方で高校のうちから専門的な学問を学び、就職するという人もいます。
そこで今回は、普通科と専門科、どちらが将来の進路選択の際に強いか、という切り口で一緒に考えてみたいと思います。
ここでは専門科のモデルケースとして、機械科、電気科、建築科、工業化学科、染織システム科、電子機械科がある「福山工業高校」を例に挙げ、進路のリアルを比較していきます。
1「進学9割」の普通科と「就職8割」の工業高校
まずは、それぞれの卒業生の進路の「割合」に注目してみましょう。
◆ 市内の中堅普通科高校(偏差値50前後)の進路実績
- 進学:約90%(4年制大学・短大:約5〜6割 / 専門学校:約3割)
- 就職(公務員含む):約7〜10%
◆ 福山工業高校の進路実績
- 就職:約75〜80% (内定率は毎年100%を継続しています)
- 進学:約20〜25%(4年制大学、短期大学、専門学校など)
このように、選んだ高校によって「就職」と「進学」の割合には大きな違いがあります。
2「高卒就職」という選択肢と地元企業へのルート
工業高校の大きな特徴は、地元の多様な産業への就職実績です。
福山工業高校の就職先には、地元の基幹産業であるJFEスチール(およびJFEグループ企業)をはじめ、エフピコ、三菱電機、ローツェなど、全国展開している企業や地元を代表する企業が数多く並んでいます。
工業高校には長年培われてきた「高校生専用の求人(推薦枠)」があります。
高校生活の中で日々の学習や定期テスト、実習に真面目に取り組み、成績を上位に保つことができれば、18歳の時点でこれらの企業への切符を手にできる可能性が高くなります。
一方で、「工業高校に行ったら大学に行けないの?」というと、決してそんなことはありません。
近年は約2割の生徒が4年制大学(福山大や広島工業大など)へも進学しています。
3最新の入試倍率から見える状況
「それだけ知名度の高い企業に入れるなら、高校入試もすごく難しいのでは?」と思われるかもしれません。
ですが、最新の2026年(令和8年度)の入試倍率を見ると、学科によってばらつきはあるものの、おおむね0.6倍〜0.86倍ほどであるため、学校の基準点を超えることができれば十分に入学も可能です。
つまり、福山工業高校は「入試の難易度が必ずしも高すぎるわけではない一方で、卒業後の進路には地元企業や大学へのルートがしっかりと用意されている」という、選択肢の一つとして注目すべき特徴を持っています。
普通科、専門科、どちらを選んでもその先の進路の選択肢が1つに絞られることはありません。
また、どちらが正解、ということもありません。
大切なのは、「みんながそうするから」「今の学力で行けるところだから」という理由だけで決めるのではなく、福山にある多様な選択肢を知った上で、お子さまがより3年間頑張れる場所を親子で話し合うことです。
夏には多くの公立の高校でもオープンスクールが実施されます。
ぜひ実際に様々な高校に足を運び、高校生活をイメージできるよう準備をしてみてください!
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