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2019.03.26

【2019年度】福島県高校入試 ~ベスト個別学院オリジナル分析~

受験生の皆さん、高校入試お疲れ様でした。今回は、入試問題についてのベスト個別学院オリジナル分析をご紹介していきたいと思います。

 

【国語】

出題構成は例年通り。

大問1の漢字問題は、小学校3年~6年で習う漢字からの出題されています。比較的正答率も高いと予想されます。

大問2番は年代わりで「詩・短歌・俳句」が順番に出題されており、今年度は「俳句」の出題となっていました。

切れ字を理解していれば解ける問題など、基本的な対策で対応できる部分も見受けられました。

文法問題が昨年に続き出題されており、文法問題に関する対策も必要となります。

小説は親子間の会話を通して揺れ動く父子の心情を題材とした問題でした。心情読み取りの問題も比較的本文から読み取りやすいものとはなっていますが、記述問題が60字以内で答える問題があるなど、相手に伝える力や文章構成力が試されます。

説明的文章ではアナログとデジタルが題材。言語が抽象的で言語の理解力や想像力が必要とされ、日頃から幅広く語彙力をつける必要があると考えられます。

条件作文は、A案とB案を比べ工夫している点を自分で考える問題。想定よりも文章量が多く、本番の緊張感の中で読解に苦しむ生徒が散見されました。普段から文章に触れ、複雑な文章を読み取る力が必要とされます。

 

【数学】

大問構成は例年通りの7題。

大問1の計算問題は例年通りの難易度でした。

大問2は一見難易度が高いと思われますが、落ち着いてグラフを読み取れれば答えを導き出せる問題。

大問3では、データの分布から論理的な考察が必要となる問題が出題されました。大問1~3で、いかに取りこぼしを防ぐかが極めて重要と言えます。

大問4、5では思考力や判断力を問われる問題で、限られた時間内で対応できる力が求められました。

大問6では、関数のグラフと図形。(1)は1次関数の基礎的な問題なので、確実に得点しておきたいところ。

大問7は空間図形の総合問題が出題されました。(1)から三平方の定理を使用するため、3年次の学習までしっかり対策しておきたいですね。

成績上位層の生徒さんが普段よりは伸び悩む傾向となったように感じます。いかに基礎問題を取りこぼさず、応用問題にチャレンジできるか。また、50分という時間をどのように使うかの戦略、受け方の練習も必要となります。

 

【英語】

大問構成は例年通りの5題。

リスニング放送問題3で、対話を完結させるための適切な文を選ぶ新傾向が出題されました。今年度のリスニング問題は、話すスピードが体感として速く、「モゴモゴして聞き取りにくかった」と生徒談。少し速めのスピードでも聞き取れるよう対策する必要性があるかもしれません。

大問3の課題英作文は熟語、基礎文法が頭に入っていれば対応できた可能性があるため、昨年度よりも正答率が高いと予想されます。

大問4の会話文読解は、資料を読み解く問題に加え、イラストを順番通りに並べるという問題も出題されました。

大問5は、身近なコーヒーを題材とした内容。 本文自体は読みにくいものではありませんでしたが、注釈を活用することが多かったと予想されますので、注釈にもしっかりと目を通しておく必要がありますね。 本文、選択肢の内容をしっかりと理解することができれば、解答は難しくないでしょうが、3年間の英単語・文法に加え、日頃からの長文対策が必須と言えます。

 

【理科】

各領域万遍なく出題されており、こちらも例年通りの構成でした。

基礎用語を答える問題もありましたが、実験から考察する力が求められる問題も多く出題されました。理科の知識だけではなく、読解力も必要とされます。

問題全体の中にある計算問題は前年度6問に対して、今年度は計算問題らしい計算問題はわずかに2問。いずれも基礎用語が計算問題となっており、難問・奇問として分類されるようなひねられた出題ではなかったと思います。比例式を使う問題ではありますが、定期テストレベルで十分得点できるでしょう。

選択問題がかなり多く出題されているのでしっかりとした基礎基本の定着が必要となります。 全体的に用語や現象の暗記をしっかりと行うことができていれば、得点はしやすい問題が多く出題されていた。

 

【社会】

大問構成は例年通りの6題。地理・歴史・公民の3分野から2題ずつ、万遍なく出題されていました。 基本的な知識を問う問題が多く、3年間の基礎が入っていれば得点しやすい問題形式となりました。 記述問題は例年よりも減少しましたが、資料から必要な情報を読み取り、ある程度の字数でまとめる練習は必要でしょう。 また漢字で答える問題が全体で5問ありました。普段から漢字で答えを書く練習が必須となります。

地理では、大西洋や環太平洋造山帯など基礎基本の用語に加え、各地域の特徴や特産物を覚えていれば正答できる問題が多く見受けられました。地理は数学的な要素を含む問題が出題される事もあるため、社会の学習だけではなく数学の基礎力は必要だ。

歴史は古代から近現代まで万遍なく出題。難易度自体は例年通りですが、年代の並び替え問題が2問出題されており、時代の流れを捉えていくと尚良いでしょう。今年は戊辰戦争から150年目の節目の年にあたり、戊辰戦争に関する問題が出題されました。今後も、○○周年や福島県に関わる歴史は捉えておいた方が良さそうです。

公民は国際社会に関わる分野と政治分野からの出題。社会情勢を反映した出題をするため、その年の4月から11月までの社会情勢を新聞やニュースなどでとらえておけると、対策をしやすくなります。

 

以下、各地域の入試傾向をまとめましたので、参考になさってみてください!

 

(◆県北エリア) 実業系高校において、ボーダーラインに到達しているが不合格になるケースがありました。当日の点数だけでなく、評定値からの観点で志望校を設定する必要があると考えられます。安達高校では、定員割れていたものの不合格者を出していました。

 

(◆県中エリア) 倍率の高低が合格に大きく影響しているようです。また偏差値の高低で合格判定に差が見られた印象です。具体的には進学校や高倍率の高校では、当日の点数もさることながら、それ以上に評定値が高い生徒さんの方が合格している割合が高く、顕著に表れています。つまり、評定値が厳しい中での進学校や高倍率の高校受験は厳しいことになることを念頭において志望校を選定すべきと思われます。

 

(◆県南・須賀川エリア) 個人面接を実施する高校は、面接にて生徒さんをしっかり見ている可能性が高いです。実際に面接の出来が合否に関係しているケースあるようです。当日の点数さえ良ければ良いのではなく、面接練習もしっかり行うべきと感じます。 須賀川高校では定員が割れていても、不合格者を出していました。当日の点数はもちろん、評定の足切り(おそらく3.0)を設定しているように思われます。できるだけ高い評定を持って、高校受験に臨むべきでしょう。須賀川桐陽高校(数理科)でも同様に足切りはあったようです。

 

(◆いわきエリア) 定員数が少ない実業系高校は、学科によって倍率の偏りが見られます。昨年度の倍率や人気の傾向などチェックしておいた方が良いでしょう。普通科進学校は倍率1.0以上となりました。入試当日の点数だけでなく、評定も併せて合否が決まっています。毎年人気があって、かつ倍率が高い高校は、自分の評定がどれくらいかを判断して志望校を決断する必要があると思います。

 

(◆会津エリア) 会津若松市内の上位人気校ではボーダーラインが例年より若干3~5点ほど高めの点数となりました。なかでも実業高校は第2志望科での転科合格生も出ており、当日の1点でも高い得点を実現できる力が明暗を分けた結果に。進学校である会津高校が定員割れを起こしていましたが、こちらも不合格者が出ています。奇跡や神頼みといったことより、堅実に得点を積んでいける確かな学力がやはり不可欠なのでしょう。一朝一夕で作ってきたものより、何度も繰り返し反芻してきたことが試された結果となったようです。

 

いかがでしたでしょうか。入試に打ち勝つために必要なのは何と言っても基礎学力。これは日頃の学習で身につくものですから、普段の勉強が大切だということは言うまでもありません。勉強の習慣づけは早めの対応が鍵となります。ベスト個別学院では無料の相談会を承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。