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勉強お役立ちコラム

2019.09.11

【香川】診断テスト第3回 ~そろそろヤバイよ~

去る9/4(水)、「第2回 学習の診断」が実施されました。中3受験生のみなさんは、自身の結果についていろいろと思うところがあったことでしょう。しかし、たとえ結果があまり良くなかったとしても、もはや立ち止まってセンチメンタルな気分に浸っている余裕はありません。受験までのあと半年は、試験に次ぐ試験で怒涛のように過ぎ去っていくのです。

 

■残り半年の試験日程

 

ここから先、中3生には毎月テストがあります。どれもこれもおろそかにはできないので、試験の日程を確認しながらしっかりと予定を立てていきましょう。

 

・9/26(木)~27(金)  2学期中間テスト ※

・10/10(木)  第3回 診断テスト

・11/13(水)  第4回 診断テスト

・11/27(水)~29(金)  2学期期末テスト ※

・1/6(月)  第5回 診断テスト

・1/11(土)前後  私立高校入試

・1/21(火)  診断テスト 総合第1回

・2/4(火)  自己推薦入試

・2/12(水)  診断テスト 総合第2回

・2/19(水)~21(金)  学年末テスト ※

・3/10(火)~11(水)  公立高校入試 ※

 

定期テストの日程は、例として高松市内のものを掲載しています。東讃の高松市以外の地域や西讃地域は日程が異なりますのでご注意ください。また、中3の学年末テストは評定に影響しないため、そもそも実施されない地域もあります。学校の行事予定表などでよく確認しておきましょう。

 

 

■第3回診断の傾向と対策

 

やることは山のようにありますが、目の前のものから一つずつ片付けていきましょう。今回は直近10/10(木)に実施される第3回診断の対策です。今回から中3内容がそこそこの比重で追加されてくるので、どの教科も特に1学期に習った内容を復習しておきましょう。

 

▶国語

第3回から、作文の指定文字数が「250字程度」に増えます。入試本番の作文も最近は250字程度が主流なので、普段からマス目を埋めるのに苦労するという人は気をつけましょう。また、絶対ではありませんが、2段落構成で書かなければならない場合もあるので、注意事項を読み飛ばさないようにしましょう。

 

▶数学

中1・中2の内容に加えて、中3内容が本格的に加わってきます。中3内容は2次方程式までですので、問題1での計算と、後半の文章問題に注意が必要です。ただし、基本的には第2回までと変わらず、基本の計算問題での失点をいかに減らすかが重要です。

 

▶社会

これまでの地理・歴史の全範囲に加えて、今回から公民が追加となります。範囲は日本国憲法までです。憲法の公布日・施行日はそれぞれ正確に覚えておきましょう。また最近、憲法改正の議論がにわかに大きくなっているので、憲法改正に必要な手続きの流れを一応おさえておきましょう。診断の社会科は時事問題がわりと出題されやすく、過去に「0増5減」(注)が出た衝撃を筆者は忘れません。

(注) 「0増5減」とは、国会議員(衆議院)の数を減らす方策で、2012~2013年に関連する法律が制定されました。衆議院の小選挙区から議席を5つ減らし(5減)、新たに増やしはしない(0増)というものです。いわゆる「一票の格差」問題から国会で議論されるようになりました。現在、定数はさらに削減されていて、2017年の選挙から小選挙区289人・比例代表176人の合わせて465人です。

 

▶英語

使用している教科書がSUNSHINE(開隆堂)かHORIZON(東京書籍)かで異なりますが、共通して重要になってくるのは、やはり「不規則変化動詞の活用」です。原形・過去形・過去分詞をワンセットで覚えましょう。それだけでずいぶん違ってくるはずです。また、英語はリスニングで10分間の時間を取られるため、実質の解答時間が40分しかなく、最後の長文読解までたどり着かない場合があります。問題2~4あたりの単語・文法問題でどれだけ詰まらずに時間を短縮できるかがカギです。

 

▶理科

何と言っても、中3内容でくせ者になるのは「イオン」です。中でも「酸・アルカリ」「中和」をよく見なおしておきましょう。また、「遺伝」の問題も出題されるので、染色体や減数分裂などの重要語句は間違いなく答えられるようにしておきましょう。それから、「電気」と「化学反応」は「絶対」出るので、苦手な人は基本的な問題で少しでも正答できるように、問題集などで練習しておきましょう。

 

 

これからは中1・中2の復習をしつつ、中3内容にも対応していかなければなりません。毎日の学校の授業を大切に、少しでも時間を無駄にすることのないように計画的に取り組みましょう。やり方がわからないときは相談してみてください。受験生の皆さんの力になれればと思っています。