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高校受験・入試コラム

2019.03.13|教育コラム【歴史】年号の語呂あわせ、どれくらい知ってる? 最終回:近代・現代

 

 

年号語呂あわせのシリーズも今回で最終回。今回とり上げるのは「近現代」です。大きな戦争、暴動、そして災害。21世紀の今日まで影響の残る事件が多かったのがこの時代です。頑張って覚えていきましょう。

 

【近代(明治)】1889年:大日本帝国憲法公布
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いち早く(いちはやく)公布、帝国憲法。
明治維新によって急速に近代化を進めた日本ですが、「列強」と呼ばれた欧米各国からはまだまだ相手にされませんでした。明治政府はヨーロッパの政治制度を取り入れるために、政府の役人などを留学させて調査させました。その結果、欧米各国は国家の基本を「憲法」に定め、それに基づいて「議会」が法律を作り、政治を進めているということがわかりました。そこで、留学から帰国した伊藤博文らを中心に、それまでの日本の歴史を踏まえつつ、近代日本にふさわしい憲法とは何かを模索して生まれたのが「大日本帝国憲法」です。西暦1889年、明治22年のことでした。

 

 

【近代(明治)】1902年:日英同盟締結
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日英同盟は日暮れに(ひぐれに)結ぶ。
日清戦争(1894年)での日本の勝利は、欧米各国に「大国」清の弱体化を知らしめることとなりました。中でもとくに国境を接するロシアは南下をすすめ、清や朝鮮への影響力を強めようとしました。アヘン戦争以来、清を半植民地化していたイギリスと、朝鮮半島での権益を拡大しようとしていた日本の利害が一致し、西暦1902年(明治35年)、日英同盟が結ばれました。この同盟によって日本は超大国の後ろ盾を得られることとなり、後の日露戦争へとつながっていきます。

 

 

【近代(大正)】1914年:第一次世界大戦勃発
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行く意志(いくいし)あります? 世界大戦。
きっかけとなった「サラエボ事件」だけ記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。第一次大戦直前の世界は、主としてイギリスとドイツがどちらも世界各国を植民地支配しようとして拡大し(※)、激しく対立していた状態でした。イギリス・フランス・ロシアのグループを「三国協商」、ドイツ・イタリア・オーストリアのグループを「三国同盟」といいます。第一次世界大戦は要約すると、この「協商」と「同盟」の衝突だったのです。
※この動きのことを「帝国主義」といいます。

 

 

【近代(大正)】1918年:米騒動
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遠く富山(とおくとやま)で米騒動。
「米騒動」とは、米の価格の急激な上昇によって生活が立ち行かなくなった庶民が、米商店などを相手に起こした1918年(大正7年)の暴動事件です。米の価格が急騰した理由には諸説ありますが、ロシア革命(1917年)に干渉するため日本軍がシベリアに出兵することを見込んで、商人が兵糧である米を買占めたり、売り惜しみをしたのが原因と言われています。明治以降、肉食が広まったものの、庶民の食生活はまだまだ米が中心で、とくに肉体労働者は激務のために1日に1升もの米を食べたと言われています。1升とは10合ですから、一般的な5合炊きの炊飯器まるごと2つ分と考えると、その量の多さが分かります。米の価格上昇は、庶民の生活に直結したのです。

 

 

【近代(昭和)】1929年:世界恐慌
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とくに苦(とくにくる)しむ失業者。
「恐慌」とは猛烈な不景気のことで、1つの国で発生した恐慌が世界中に広がったため、これを世界恐慌といいます。資本主義の経済では定期的に好景気と不景気を繰り返し、およそ10年の周期で最悪の不景気が訪れます。これを恐慌といい、歴史の教科書に出てくるもの以外にも恐慌は存在しています。1929年の世界恐慌が歴史的に重要なのは、植民地を持たなかったり、その数が少なかったりした国々(ドイツ・イタリア・日本)が深刻な不景気によって大量の失業者をかかえることとなり、国民の不満に乗じて過激な政党や軍部が勢力を伸ばし、結果として第2次世界大戦へとつながるきかっけとなったからです。

 

 

【近代(昭和)】1931年:満州事変
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戦(いくさ)始まる満州事変。
「事変」とは、警察の力では鎮めることができないほどに混乱・拡大した騒乱のことで、満州(中国北東部)に駐屯していた日本陸軍(関東軍※)が、内閣による抑制のきかないまま独走し、満州全域を占領した事件を「満州事変」といいます。これにより日本は国際社会から猛烈に批判され、国際連盟から脱退(1933年)。世界の中で孤立を深め、資源を求めて中国、朝鮮、東南アジア等への勢力拡大を進めていくこととなります。ちなみに、日中戦争の始まりは1937年と習いますが、この満州事変から終戦までをまとめて日中十五年戦争(1931~1945年)と呼ぶこともあります。
※よく勘違いされますが、日本の関東地方とは何の関係もありません。

 

 

【近代(昭和)】1941年:真珠湾攻撃、太平洋戦争勃発
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行くよ一(いくよいっ)発、真珠湾。
西暦1941年(昭和16年)12月8日未明、日本海軍の航空機(※)がハワイ・オアフ島の真珠湾にあったアメリカ太平洋艦隊とその基地に対して攻撃をしかけました。日本はアメリカと戦争状態となり、ここから1945年(昭和20年)の終戦までを「太平洋戦争」といいます(少々古い言い方で「大東亜戦争」ともいいます)。真珠湾攻撃に成功し、本国へ送られた暗号電信が、かの有名な「トラ・トラ・トラ(意:ワレ奇襲ニ成功セリ)」です。
※現代で言う「空軍」は、当時海軍が管轄していました。

 

 

【現代(昭和)】1946年:日本国憲法公布
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国民がひどく喜ぶ(ひどくよろこぶ)憲法公布。
現代日本における国家の基本法、最高法規である日本国憲法は、西暦1946年(昭和21年)11月3日(現在、文化の日)に公布され、半年後の1947年(昭和22年)5月3日(現在、憲法記念日)に施行されました。「個人の尊厳」という目的を達成するために、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」という基本原理が定められました。公布日と施行日は混同しがちなので、しっかり区別して覚えましょう。

 

 

【現代(昭和)】1964年:第1回東京オリンピック開催
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メダルを獲るのもひと苦労よ(ひとくろうよ)
西暦1964年(昭和39年)10月10日、東京オリンピックが開幕しました。これを記念して、10月10日が「体育の日」となりました(現在は10月の第2月曜日です)。アジアでの開催はこれが初です。東京でオリンピックが開催されたことは、二重の意味で重要です。すなわち、ヨーロッパ・アメリカ以外であることと、第2次大戦の敗戦国であることです。日本にとって、戦後の焼け野原からの急速な復興と、欧米各国に劣らない文化水準であることを世界に示す機会となりました。女子バレーボールで金メダルを獲得した日本チームは「東洋の魔女」と称されました。

 

 

【現代(昭和)】1972年:沖縄の本土復帰
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行くぜ、夏(いくぜなつ)の沖縄へ。
1945年(昭和20年)の終戦後、アメリカの占領統治下におかれた沖縄は、1972年(昭和37年)5月15日、日本に返還されました。しかし、21世紀の現在に至るまで沖縄の各地にいまだ残ったままの米軍基地は、さまざまな社会問題を生み出し続けています(※)。返還前、アメリカによって沖縄各地に基地が建設された背景には、当時の「冷戦」という米ソの対立と、それに伴う「朝鮮戦争(1950年)」や「ベトナム戦争(1955~1975年)」というアジア地域の軍事的緊張がありました。沖縄は、その地理的な位置のせいで、数々の苦難に見舞われたと言えるでしょう。
※社会問題を生み出す一方で、沖縄の雇用や消費にとってプラスの面もあるので、単純に「基地=悪」と決めつけるわけにもいかないのです。

 

 

【現代(平成)】1995年:阪神淡路大震災
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行くんだ救護(いくんだきゅうご)に大震災。
1995年(平成7年)1月17日、午前5時46分、兵庫県明石海峡を震源とするマグニチュード7.3の巨大地震が発生。戦後初めて「震度7」を記録した大地震でもあります。震源に近い神戸市では、道路寸断や高層ビルの倒壊などきわめて甚大な被害を受け、東アジア最大の港湾都市の1つが壊滅したことに、日本だけでなく世界中が衝撃を受けました。2011年の東日本大震災の時と違って津波は起きませんでしたが、朝食の支度にかかる時間帯であったため、多数の地域で火災が発生し、全体で7,000近くの建物が焼失、6,000人以上の犠牲者が出ました。筆者は当時小学生で、震源自体からは離れていましたが、テレビから流れてくる映像はどれも神戸の街が燃えている様子だったのを、はっきりと記憶しています。

 

 

さて、全3回にわたって特集してきました年号の語呂あわせ。語呂あわせは覚え方のテクニックの一つに過ぎません。出来事をただ単に羅列して覚えているうちは、歴史の面白さになかなか気づかないのです。その出来事はなぜ起きたのか、起きた結果どういう影響があったのか、現在を生きる我々が、そこから教訓としなければならないのは何なのか。歴史(history)を学ぶことは、人類の物語(his story)を知ることなのです。

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