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勉強お役立ちコラム

2018.12.04

知ってる!? 英検®︎4・5級のスピーキングテスト

皆さん「英検」をご存知でしょうか? もちろん、保護者様の中にも馴染みのある検定試験なのではないでしょうか。年々受験者数も増加しており、教育改革が叫ばれる中、今後も受検のニーズは高まることが予想されます。

 

その戦後最大と言われる英語教育の改革。2020年からは小学3年生から英語の授業が始まる時代となります。簡単に説明すると、「4技能」を重視する流れに順応するためです。

 

これまでは、「リーディング」「リスニング」の受信系技能の養成が中心でしたが、最近は「スピーキング」「ライティング」といった発信系技能にも力を入れるようになっています。というのも、時代はますますグローバル化が進み、世界との距離感は著しく近くなっているので、これからは世界へ目を向けたビジネスが数多く出現していくことでしょう。そうなれば「英語を扱い、自らの考えを発信できる」ことが必要となることは必至と言えます。

 

そこで、より実用的な「使える英語」の養成と捉え、「英検」でもこれまで3級から行われていた「スピーキングテスト」を4・5級にも導入することになりました。では、そのスピーキングテストは実際どのようなものなのか。

 

4・5級を受検される方全員に「英語の4技能化の一環」としてスピーキングテストの受検機会が提供されます。なお、このテストは「いつでもどこからでも」受験可能です。3級以上を受検されたご経験のある方は、面接官がいて、その前でスピーキングテストを行うイメージがあるかもしれません。しかし、この4・5級のスピーキングテストは手軽に受検してもらうために、「インターネットがつながる環境」で、「スマートフォンやPC、タブレット」を用いての受検となり、録音方式で受検することが可能となっています。

そして、受検後は専用サイトにて、合否の判定が出ます。しかし、4・5級は従来通り一次試験の結果のみで、級として判定されます。まったく別の試験であるということも明記されています。以上のことから、現段階では、「より多くの英語学習者にスピーキングテストを体験してもらいたい」といった意味合いが強いのかもしれませんね。

 

受検方法は受検票や合否通知に記載がある、「英検ID」と「パスワード」を専用サイトで入力することで受験することができます。その際、マイクやヘッドセットは必要になるようです。また、受験後30日以内に合否の結果が出て、登録メールアドレス宛に通知され、合否確認をすることができます。専用サイトで合否を閲覧することもできるようになります。

 

では次に実際の問題についてです。下の図は英語検定協会が開示している4級スピーキングテストの例題です。この絵を見て、出題されるいくつかの質問を英語で回答するという内容になります。

写真:公益財団法人 日本英語検定協会

 

例えば、

 

What is the girl doing?(女の子は何をしていますか?)

 

という質問をされ、その女の子は本を読んている。ということを英語で回答します。

 

She is reading a book.

 

が模範解答となります。

いかがでしたでしょうか? ざっくりでしたが、今回は、英検4・5級のスピーキングテストについて紹介させていただきました。

 

大きな教育改革が進む中、英検やTOEIC、TOEFLなどの英語の資格検定は、大学受験者には必須となっていく中で、受験者数も増えていくことは間違いありません。ですから、英語の勉強はより積極的に行っていくことが求められていくでしょう。

 

また「使える英語」の習得のためには英会話のニーズも高まっています。早くから英語で話すことを筆者は声を大にしてお勧めいたします。大人になってからでは、なかなか勇気がいるものですから…。小学生の年代くらいから長期的に続けていくことが必要です。

 

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