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2018.06.08

【山形】過去三か年入試問題分析(理科編)

 

 

前回に引き続き、今回は2016年度~2018年度山形県公立高等学校入試の理科について分析した内容をご紹介します。

 

全体傾向からわかるポイントはズバリ「基礎知識を活用するための思考力・表現力を鍛えよう」。具体的にどんな傾向の問題が出題されていたか、どんなアプローチが有効か詳しくみていきましょう。

 

■分量と出題傾向

・大問1~大問8までの構成で、出題総数は35問前後になっている。大問1,2は生物、大問3,4は地学、大問5,6は化学、大問7,8は物理と例年同じ形式でバランスよく出題されている。

・総出題数のうち10問程度、記述の設問があることが特徴である。中でも選択肢を与えて、選んだ内容に対しての記述を問う問題は毎年、一題は出題されている。

・出題分野としては3年生で習う「力と運動」、1年生で習う「植物」は3年連続出題。しかし、各出題総数を見ると2年生で習う分野に各年、比重を置いている傾向である。

山形の要素を盛り込んだ出題も毎年の恒例である(だだ茶豆、さくらんぼ、きてけろくんなど)。

 

■2018年度入試で特に目立ったのは社会同様、「考えて書かせる問題」

・3年生で学習する単元である「自然と人間」の分野が出題された。毎年出題されている分野はもちろん、過去にさかのぼり、近年あまり出題されていない分野にも目を向ける必要がある。

・表現力を問う問題としての記述問題は用語のしばりを与えて説明させていたものもあった。 (例:雲のできかたについて、「地表」という言葉を用いて説明しなさい。)

・学習指導要領が目指す姿として「知っていること・できること」をどう使うかを問うものとして、着目する視点を与え、考えて書かせるような問題も数問見られた。(例:都市ガス用のガス漏れ警報器を部屋の高い位置に置く理由を、気体の性質に着目して、簡潔に書きなさい。)

・ベースとなる学力はもちろん、課題発見・解決する力を養っていく必要がある。日頃から「なぜ」を大切にして、適切な知識・技能を身に付けていくことが、入試突破の鍵となる。

 

■分野別ポイント

●生物

植物の分類、人間の体の仕組み、動物の分類など、比較的一問一答の問題が多いため、日頃から用語の暗記に努めることが重要である。実験も植物の葉の蒸散量の計算や光合成の仕組みなど決まったものが出るため、押さえるところをしっかり把握していれば得点源になる分野だ。

 

●地学

実験結果や表、グラフを用いて考察させる問題が多く出る分野の為、各単元の用語の意味をしっかり把握し、多くの問題演習をこなした上で傾向を掴めるようにしよう。(例:地層の中に凝灰岩が含まれている。⇒近くに火山があって、噴火があったことがわかる。)

 

●化学

実験を基に考えていく出題がほとんどであるため、基礎的な用語はもちろん、各実験の手順と結果は覚えておく必要がある。実験の手順を読み解いていくことに時間を割かれがちだが、使われる実験器具は大体、決まっているため問題をこなして、同じような出題があった時に読み解きの時短ができるようにしよう。

 

●物理

「力と運動」や「仕事」の分野では公式を正しく使えることが重要である。表や実験から計算をして、解き進める出題もあるため、よく実験の内容を読み、設問に取り組んでいこう。

 

理科・社会は覚えなければならない用語が多いことから、どこの地域においても一問一答形式が頻出。つまり、この一問一答がクリアできれば、ある程度の点数を稼ぐことができるというワケです。いかに基礎学力が重要であるかがわかりますね。そこへ教育改革の流れを受けて、「考えて書く」という問題が入ってくるようになり、ますます教科ごとの理解度が求められていきます。

 

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