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勉強お役立ちコラム

2018.04.28

「小(中)学校の英語がこう変わる!」~一歩先の未来へGO~ vol.2【全5回連載】

 

前回に引き続き、安河内先生がお話ししてくださった点をいくつかご紹介します。

 

 

★東京外国語大学にて一般入試でスピーキングテスト導入決定

 

 

東京外国語大学は、一般入試の個別試験でコンピューターを使った英語のスピーキング試験を導入する方針を明らかにしています。2019年度入試から一部学部で始め、2021年度入試から全学部の受験生約2000人にスピーキングテストを課すことを目指すといいます。つまり、国立大の一般入試(2次試験)でもスピーキングテストを課すということになりますね。実現すれば、大学入試ではこれまでにない規模の「話す力」を測る試験となり、他大学への拡大も検討されています。

 

 

★文法より実践的な英語を身に付ける方向へ

 

 

例えば、会話に使わない・本当に稀にしか出てこない文法でも、入試に出題されるという大義名分があれば、なんとか覚えようとするのではないでしょうか。しかし、その文法を一生使うことはなければどうでしょう。せっかく覚えたのに、実用性がなかったらなんだか虚しいですよね。でも我々はそういう勉強をしてきたわけですね。アメリカではすでに使われていない文法を日本人が必死に学んでいるケースもあるのだとか。

 

こういった無意味な文法は今後どんどん減らして、少しでも実践的な英語を身に付けよう! このような改革があと2年で行われるわけですから、今の高校1年生以下のお子様は、特に意識しておかなければならないということになりますね。

 

次回は、安河内先生の授業改革のお話です。お楽しみに!