全国には地域の入試に特化した様々な模試が存在します。
埼玉県には『北辰テスト』という模試があります。県内の中3生の9割が受験するという北辰テスト。
今回はその北辰テストとはどのような模試なのか、模試に向けて日頃やっておいた方がいいことは何なのかをお話していきます!
1北辰テストの概要
北辰テストは、埼玉県内の中学生を対象にした模擬テストであり、1952年のスタート以来74年間、実施されてきた歴史のある模擬テストです。
これまでのデータをもとに算出した「北辰偏差値」によって「埼玉県内での自分の学力がどのくらいか」ということを知ることができます。
志望校判定も出るので、行きたい高校に合格するために必要な学力の目安や目標を見える化することも可能です。
また、埼玉県の県立高校入試は2027年度からマークシート形式になります。
北辰テストもそれに併せてマークシート形式の問題を出題することが決まっているので、マークシート形式のテストの練習にもなる模擬テストです。
北辰テストは、中3生は全8回、中2生は2回、中1生は1回の実施になっています。
大きな特徴として、日曜日に実施されること、そして高校や大学などの会場がそれぞれに割り当てられ、その会場でテストを受けることになります。
本番の試験を想定して行動する練習としても使うことができるテストです。
2私立高校の「確約」に北辰テストを使う?
県内の中3生の北辰テストの受験率が高い背景には、埼玉県内の私立高校への「確約」の際に北辰テストが大きな役割を担うことがあります。
埼玉県内の多くの私立高校が毎年9月以降に実施する「個別相談会」には、現状の成績を見てもらい合格できるかどうかを検討する時間があります。
その際に使用する成績の中に「北辰テストの成績」も含まれているのです。
基準を満たしていれば、入学試験を実施した後の合格が保証されます。
基準は学校によって様々で、基準を満たされていない場合は具体的にアドバイスをもらうこともできます。
私立高校への「確約」があれば、県立高校の受験への準備により集中することができますね。
3北辰テストに向けてやることって何?
中3生にとって大きな意味を持つ「北辰テスト」。
では、北辰テストに向けてやっておかなければならないことは何でしょうか?
◎申し込みをしよう!
北辰テストの申し込みはweb上で行うか、北辰テストを取り扱っている学習塾で申し込みをするかのどちらかになります。
その際に北辰マイページの登録を行う必要がありますので、登録も行ってください。
申し込みには期限がありますので、ご注意ください!
◎受験会場の確認と受験票の印刷をしよう!
受験会場は、申し込み後に割り振られてテスト実施日の9日前に北辰マイページにて確認することができます。
また、受験票は郵送ではなく、自身で印刷して用意する必要があります。
こちらも北辰マイページで確認ができるので、確認しておきましょう!
◎出題範囲を確認しよう!
北辰テストはすでにすべての回の出題範囲が公表されています。
まずは、何が出るのかを確認することがとても大切です。
基本的には中3生の実施回には1・2年生の内容も出題されるので、しっかり確認をしておきましょう。
◎テストを受ける準備をしよう!
模試のための勉強は勿論ですが、会場への行き方、準備するもの、何かあったときの連絡先など当日焦らずに行動することが非常に大切になります。
北辰テストの公式サイトには、会場の地図や時間割、持ち物の案内がありますので、そちらを見ながらしっかり準備をしておきましょう!
◎成績が出たら確認と振り返りを!
テストの結果はweb上で確認することができます。
「受けておしまい!」ではなく、何が出来て、何ができなかったのかの確認と、次にできるようにするための振り返りが重要になります。
4模試で点数をUPするために必要なこと
模試の勉強って何をすればいいのやら……という生徒さんもいるのではないでしょうか?
模試の勉強で知っておきたいポイントを3つお伝えします。
①5教科まんべんなく実施すること!
志望校の判定は5教科総合点での結果を重視します。どうしても、苦手なものだけ!とか特異なものだけ!とかを勉強しがちですが、どの教科もまんべんなく勉強することによって点数の上がり幅はぐん!と大きくなります。5教科まんべんなく勉強を進めていきましょう。
②焦らず「道具」=基本の知識を増やしていくこと!

模試の勉強をやろうと思った時に、難しい問題(数学なら証明の問題、英語なら長文問題 etc.)をやろうとすることって、ありますよね。
難しい問題にチャレンジすることはとても良いことです。実はそれ以上に大事なのはいわゆる「簡単な問題」を確実に取るための「知識」を身に着けることです。
野球をするには、ボール、グローブ、バットがないとできませんし、RPGのゲームもラスボスを倒すためには強い装備を集めますよね?
勉強も同じで「知識」という道具を揃えることがより難しい問題を解くために必要不可欠なのです。
数学であれば、正負の計算や文字式の計算、図形の公式。英語であれば英単語。国語であれば漢字。
そういった「道具」を焦らずそろえていきましょう!
③毎日こつこつやること!
模試の前の日に「やばい!明日模試じゃん!」と慌てて勉強を始めた経験はありませんか?
わかります……。ついつい、ギリギリになってからスタートしてしまうことってありますよね。
ところが。
先ほどもお話した通り、模試の範囲はとても広いです。1年生で習ったものから最近授業で受けた内容までが範囲になります。
ですので、毎日コツコツ復習をしていくことが非常に大切です。
直近の模試で、習ったことが出なかったとしても次回、次々回の模試で出る可能性も十分にあります。
まずは「復習する時間」をつくることが大切。
とはいえ、急に「1日3時間勉強しようね!」と言ってもとても難しいです。
ですので、まずは30分から始めてみてください。
1日30分を毎日繰り返すことが、毎日コツコツ勉強することの第1歩です。慣れてきたら1時間、2時間……と増やしていきましょう!
5まとめ
今回は、北辰テストと模試についてのお話でした。
3年生の中には部活がひと段落していよいよ本格的に受験の準備をするぞ!という生徒さんもいるかもしれません。
模試の準備=受験対策になります。
しっかり切り替えるには良いタイミングで模試があるので、
・直近の模試まであと何日あるのか
・テスト範囲がどこなのか
・自分がどの教科のどの単元をマスターするのか
を計画を立てて進めてみてください!
行きたい高校を受験できるように、そしてそこで自分のやりたいことを思い切りできるように、この夏しっかり準備をしていきましょう!
参考リンク 北辰テストの偏差値の見方
記事を読んで気になったら、お気軽にお問合せください。
4日間の無料体験入塾、随時受付中。学習相談・教室見学だけでもお気軽に。
-
授業料0円
-
教材費0円
-
学習相談つき